よーい、スタート!

夫に連れられて、那覇と島とであいさつ回りをしました。親戚、友達、ご近所等々、です。あちこちのうちへ上り込んで、夫とみなさんの100%方言(島の方言ではなく、村の方言らしい)を聞きながら思ったこと。これまでの私って、ほんとうに、ただのお客さんだったんだなあって。でも、これからは違う。島の人になる。ようやく、そのためのスタートラインに立ったといったところです。 おまけ。ヒージャ(ヤギ)のたたき。初めて、食べました。毛を燃やすために外側は炙ってありますが、内側は生です。それほどにおいがきついという風でもありませんでした。このヒージャは、日射病?それとも熱中症?とにかく暑さのせいで死んだヒージャです。夫が他の人と一緒に屠りました。夫は以前の商売柄、技術も道具も持っているから、こういう時は必ず呼ばれるみたい。肉は関係者で山分けだから、うちの冷凍庫にも入ったはず。先日ミートスライサーを買ったので、そのうちには、半解凍のシャリシャリしたヤギ刺しや牛刺しが食べられるはず。

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名古屋、最後の1日

地下鉄で隣の駅、上小田井まで。外に出ると、こんな華やかなバスが待っていました。スーパー銭湯藤吉郎の無料シャトルバスです。車で行けばせいぜい20分のところを、わざわさ40分かけて出かけます。駅前のコンビニで買ったおにぎりを食べながら車窓から、見慣れていたはずの町の景色を楽しむのは、ちょっとした遠足気分で、それはそれで楽しい。つーいた。新名古屋めし、台湾混ぜそばのお店も。このお店のカップまぜそば、ちゃんとお土産用に買いました。風呂上りは、生中とから揚げ2個で決まりだな。と思ったのに、風呂から出てきたらお店は休憩中。仕方がないので、もう1軒で生ビールを頼みました。沖縄で生ビールといえばオリオンに決まっている。一番搾りを飲むのも当分お預けかと思うと、ちょっとしんみり、五臓六腑に沁みわたる味です。最後の1日に、もっとすべきことがあるんじゃないのと思いつつ、うちのエアコンは壊れて暑いし、ゆったりと楽しい時間でした。

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新しい冒険、始めます!

さてさて、この夏休みは1か月近くも、どこへも行かずに名古屋にいましたが、それももうおしまいです。ジャマイカへ行けばいいのに、とつぶやいた息子も多少は和らいで、いつもの私たちの暮らしぶりを取り戻すことができてきたように思います。少なくとも表面上は。そして私がいなくなったら、息子はまたそれも、いつものようにさらっと受け止めて、私のいない時間が流れていくんだろうな。 さて私はといえば、まずは夫に連れられて那覇で親戚回り、それから久米島でもあいさつ回りをすることになるようです。あいさつ回り10軒って、すごくない?親戚がそれほどたくさんあるということかしら。私がいなかったこの1か月、島では私たちの結婚がいったいどんな話になっているのか、どうせ尾ひれがついてすごいことになっているに違いなく、夫は模合で相当にいじられたようですが、こわいものみたさ知りたさでいっぱいです。 スリリングな冒険が好きという、困った性癖をもつ私。これまでにも、自己啓発休業(無給なのに!)をとってバヌアツへ行ったり、早期退職して(2年分の給料を捨てたことになる!)、それならそれでうちで悠々自適にしていればいいものを、突然久米島へ行ってしまうし、と、よくやるよ、なんでわざわざといわれるようなことばかりやってきました。迷ったときには「やってみる」を選んできました。たいていそれは、損なことなんだけど、だから迷うわけなんだけど、バヌアツへも久米島へも行かなかったとしたら、お金の損はなかったかもしれないけれど、今に比べて私の人生、どれほど味気な…

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しばらくの、お別れ会

うちでは、喫茶店のモーニングから旅行に至るまで、各種イベントごとは言い出した人、もしくはやりたい人が企画もお金も出すということになっています。まあ結局は私、ということになるんだけど。 いつものことながら、久米島に戻る前にうなぎを食べたいなあと思いました。我が家で鰻といえば、それは当然「ひつまぶし」。家の近くにも気に入っていた店はあったんだけど、どうもここのところはずれることが多くなった。料理する人の代替わりとか、いろいろあるんだろうね。そこで、今回こそは絶対にはずさないという強い決意のもとに、総勢5人、熱田神宮のおひざ元、あつた蓬莱軒本店へ。初めに出てきたのはうまきです。1本単位で注文するんだけど、人数に合わせて切り分け、熱々の器に入れて出されました。この器が、函といったらいいの?竜宮城の玉手箱もかくやというかわいらしさ。 次の肝焼きは、あまりの香ばしさに、写真を撮る前に食べてしまいました。その次は肝煮です。肝焼きはうなぎと同じたれをつけて焼いてあったと思うけど、こちらはもっと苦味の勝った、渋い味でした。酒の肴にはぴったりなんだろうな。最後にひつまぶしの登場です。ずいぶんと濃いめの味付けですが、出汁をかけていただくにはちょうどいい。帳場もなかなか風情がありました。おなかはふくれたけど、財布は痩せました。でもね、1度連れてきてよさを教えておけば、次回また行こうかと声をかければ、すぐにみんなが集まってくれるよ。だって息子たち、自分の財布では絶対に行けないんだから。その意味では、家族をつなぐ先行投資…

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ゆんたく名古屋場所

ゆんたくというのは、沖縄の言葉で、おしゃべりのことです。私が名古屋で過ごす最後の週末、長男とその友達が、私のためにお別れ会を開いてくれることになりました。自宅でたこ焼きパーティーです。作りながらしゃべりながら食べながら、別れを惜しんでくれるんですって。まさに、ゆんたくです。なかなか忙しい会だよね(笑)。 このお友達は長男の親友なんですって。互いに結婚しても、高校以来の付き合いが続いているのは大したものです。沖縄なら模合があるけど、そういうシステムのない名古屋では、よほど意識的に付き合いを続けないと、そうはいかない。いつの間にか立ち消えになってしまう。 この人、バヌアツ以来、私のブログをずっと読んでいてくれるんですよ。とっても熱心な読者で、バヌアツのこともいろいろと質問を受けたりします。長男ときたら、母さん生きてるかなーと確認するためにちらっとタイトルを見るくらい、次男に至っては「おれ、興味ないから」と完全無視、息子たちと比べて、なんとありがたい存在であることか。私がバヌアツにいる間は、長男とこの人でロードスターのお世話をしていてくれたし。おかげでロードスターは、何度かの廃車の危機を乗り越え、いまだ現役、従妹が乗っていてくれます。 今回の私の帰省にあたっても、ビーフシチューをいちばん喜んでくれたのはこの人。ろくろくブログを読んでいない長男に向かって、「おまえなあ、これ、自分のところの牛で、庭で大鍋で煮込んだんだぞ。」と解説してくれたほどです。そこで私も、最後の1袋をこのタコ焼きパーティーに提供…

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ジャズクラブ、2回目

先週に引き続き行ってきました。ピアノの演奏が聴きたかったので。スケジュールをチェックしていたら、ボーカルとヴァイオリンとピアノのトリオが見つかりました。ボーカル、粟田麻利子、ん? どこかで聞いたことがある…もう10年近く前、数回歌のレッスンを受けたことがある先生でした。代行だったけど、すてきなレッスンだったので続けて受けたいと思ったんだけど、当時は私も仕事が充実して忙しかったし、何よりもレッスン場所が遠くて無理でした。懐かしくって、行くことにしました。 場所は新栄のジャズクラブ、Swing。大人の雰囲気のお店でした。観客の年齢層も高く、予約してくる人がほとんど。 話すときと同じように歌いたいと言っていた先生、本当にその通りの歌いぶりです。軽くて洗練されていて、しゃれていて、華やかなステージでした。ピアノも、こんな感じで弾けるようになればいいのね、とわかりました。写真、先生のお顔がライトで飛んでしまったのが残念。先生も、長い年月を隔て、遠い沖縄からの再会を喜んでくれました。どんな離島へでも音楽は連れて行けるから、という私の言葉をその通りです、と受け止めてくれたのもうれしかった。リスが冬に備えて木の実を埋めておくんだけど、食べずにそのままになってしまった実が春になって芽を出すじゃないですか。私も、いろんなところにまいた種が芽吹くのに出会えた幸せを感じています。といってもただただ夢中で生きてきてだけで、何をもくろんできたというわけでもないのですが。 クラブへ夜遊びに、そしてライブを楽しむな…

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