海洋深層水と島の未来

そもそも海洋深層水とは何ぞや、です。
私にしても、なんとなく貴重でよいものなんだろうなという程度の知識でした。
海洋深層水とは、海面200メートル以下を流れる海水の塊です。
DSCN0650.JPG
その良さというのは以下のような3点に絞られるので、順に書いてみます。
①きれいで安全な水
現在久米島でくみ上げている海洋深層水が表層水だったのは何百年も前のことだから、その時代には汚染物質はなかった。
②安定した低水温
水温が10℃程度、年間を通して安定している。
③豊富な栄養素
ミネラル分が多くふくまれている。
この3つの良さを利用して、いろいろな産業が生まれているのです。

②安定した低水温を活用して、車エビや海ブドウはともに生産量日本一。
夏の暑さも低温の海水で乗り越えられるから。
DSCN0615.JPG
ちょっとびっくりしたのは農業。
深層水で土を冷やし、暑さに弱いホウレンソウも1年中OK。
レタスの水耕栽培もOK。
レタスの棚の下は水槽で、中では車エビが泳いでいます。
水槽の温度で室温を下げようという作戦らしい。
もっと単価の高い葉物(アイスプラントだったかな)も作っていて、
出荷も始まっているらしい。
DSCN0608.JPG
表層水と深層水の温度差を利用して発電も行っています。
発電した後の深層水を活用して、農水産物を育てているるそうです。
①きれいで安全な水③豊富な栄養素を使って、
化粧品やミネラルウォーターを作るというのは素直に理解できるんだけど、
びっくりしたのは100%陸上で養殖する牡蠣。
清浄な海水で育てた牡蠣は、生食でも食中毒を起こす心配がない。
牡蠣は大食いだからえさが大変だけど、
久米島の強い日光で光合成させ、高濃度のプランクトンを発生させるんだって。
この企業の親会社は、オイスター・バー・チェーンのオーナーなんだって。
バー・スタイルで、全国各産地の生牡蠣を味わうお店だそうです。
オイスター・バーというものがあることさえ知らなかったよ。
2年後くらいには、久米島産陸上牡蠣が食べられるそうです。

おまけ。イベントに出かけたときにインタビューされたのが記事になりました。
DSCN0658.JPG
「夢のある試み」なんて、上手にまとめてあるわー。
でもね、しろうとの私がぱっと見ただけでも、
これでいいのか? と思ったことはあるんです。
またそのうちに書きます。

この記事へのコメント

ラベルリスト

カテゴリ

2020年03月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31