赤土から海を守る
50年に1度という記録的な大雨のせいで、
いろいろと考えさせられることが起こりました。
名古屋に住んでいたら「土砂崩れ? 大変だなあ」で終わっていたことが、
突然目の前に降りかかったわけですから。
家から徒歩3分のところが「通行止め」ですから。
たとえば土砂崩れの翌日は町営バスが止まってしまったから、
朝中学校の先生たちが比屋定までやってきて、
生徒たちを1人1人学校車に乗せていました。
私の車もブレーキがキーキーいっています。
車屋さんに電話したら、あっさりと
「大雨が降ると、そんなもんですよ。からっと晴れて乾くと直るから」だって。
写真は、久米島町役場のホームページより。
大雨が降ると赤土が流されてしまいます。
きのう三線のおけいこで山を下りたのですが、
周回道路のあちこちを流された赤土が覆っていて、
スリップしかねない状態で、
消防署からポンプ車が出て道を洗い流していました。
塀が根こそぎ倒れたり、斜面からは大小さまざまな石がころがり落ちていました。
乗り上げたらえらいことです。
赤土は海へ流れ込み、生き物や環境に大きなダメージを与えます。
これでも、以前よりはうんとましになったそうですが。
美しい海を作ったのも自然、
それを汚すのも自然の驚異、というわけですか。
この週末は、大雨と台風の合間です。
次の台風8号がやってきます。
火曜日あたりにはまた暴風圏入りです。
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