比屋定の豆腐屋さん  ―ゆし豆腐編―

散歩の途中で出会ったので、「こんにちは」と挨拶をしました。
「子どもたちが見学でお世話になりました。ありがとうございました。
 私も豆腐の切れ端を食べさせてもらったんですよ。」
と続けました。
見学に行ったのは1・2年生の子どもたちで、私はついていかなかったんだけどね。
でもそれだけで万事OKです。
ほんと先生って、信用があるから。
豆腐屋さん、若い頃は東京で会社員として働いていて、
転勤族で、名古屋にも1年半ほど住んでいたそうです。
私が名古屋から来たと知って、
きしめんがおいしかった、100m道路には驚いた等々、懐かしげに話してくれました。
「遊びに来ませんか。午前中はまずうちにいるから。」
と言ってもらったので、渡りに舟とばかりに出かけることにしました。
日曜日は休むけれど、祝日は豆腐を作るそうです。
6時は早いな、7時ごろにいらっしゃい、と約束ができました。
これだから散歩はやめられないよ。

体育の日で休みの月曜日。
ちゃんと目覚まし時計をならして起き、うちから徒歩5分の工場へ。
学校へ行くより近いよ。

「おはようございます」と言うが早いか、早速鍋からすくって、
どんぶりいっぱい、あつあつのゆし豆腐をいただきました。
なんの味付けも薬味もいらない。それだけで十分、
P1480123.JPG
かたまりきらない豆腐と豆乳を袋に詰めていきます。
この袋の結び目、すごくきついんですよ。
買うたびになんとかほどこうとしてみるのですが、結局あきらめるしかない。
ゆし豆腐にしても普通の豆腐にしても、こういう販売の仕方が許可されているのは沖縄県だけだそうです。
なんでも厚労省からは、冷水にさらしてから売りなさいという指示だったそうで、
沖縄そばと同様
(沖縄そばは小麦粉でできていてそば粉は使用していないので、そばを名乗ることはまかりならんという話)、
人の食文化にけちをつける気かと、ずいぶんな論争になったそうです。
こういう話題になると、沖縄の人は憤懣やるかたないという表情になります。
その気持ち、わかる気がする。
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たっぷりごちそうになったうえに1袋いただいて、
うちへ帰ってからゆし豆腐に生アーサーを添えて、ジューシー(沖縄炊き込みご飯)と。
なんてぜいたくな朝食。
朝の7時から9時までずーっと見学していたから、おなかもすきました。
P1480168.JPG
畑も作っているんですね。
ご自宅の軒先には、大きなシブイ(冬瓜)が山と積んでありました。
P1480164.JPG
ゆし豆腐ができた後はいよいよ豆腐づくりです。
それについてはまた今度。

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