お墓アンケートと里の秋

久米島で、公営墓地を作る計画があるそうです。
全戸に町民の意向を確認するアンケートが配られました。
その内容がとてもおもしろい。
問題は、大きさと場所、この2点だと思います。
「1坪」のお墓についてどう考えるか。
1坪と言えば畳2畳ですよね。
私は、そんな大きなお墓がなぜ必要なのか?と思ってしまうのですが、
職場での反応はというと、「えっ、狭い」でした。
じゃあどのくらいほしいの、と聞くと、
教室を見回して、この4分の1くらいかな、お金と相談だけど、だって。
親戚が集まって、持って行ったお弁当を食べないといけないから、だって。
きっと清明(シーミー)のことだね。
沖縄の人にとっては、お墓というのは本当に家なんですね。
別荘、別邸、離れ座敷・・・そんな言葉が似合いそう。

今後お墓を設けたい場所については、
住んでいる地区内、町内、県内、県外という選択肢がありましたが、
お墓が無制限に島のあちこちに広がっては、島の土地利用に支障をきたすのでしょうね。
他にも、過疎化により、祭祀を受け継ぐ人のいなくなったお墓をどうするか、
現在あるお墓の移転という問題もあります。

里の秋の風景から。
台風でビニールの覆いが破れてしまったマンゴの温室。
マンゴの花は1月に咲くのですが、
雨にあたると実を結ばないのだそうです。
こともなげに、また直すさ、だって。
誰に頼むということもない、全部自分でやる。
比屋定のおとうやおじいはみんなそう。
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こちらも台風で倒れてしまったサトウキビ。
なんと、本当に立ち直ってきました。
すごいねえ。
2月の収穫時までには、まっすぐになるのでしょう。
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比屋定の井戸。「ひーがー」と呼ばれています。「がー」は井戸のことです。
ここからたくさんのホースで、集落のあちこちへ水が引かれています。
主に農業用ですが、台風の後など洗車用にも使われています。
離島では水に限らず、光熱費は高いから。
豊かな水に恵まれた土地です。
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ここに住んでいると、
自分の暮らした、そして愛した集落の片隅で、海を見ながら眠りたい、という気持ちが分かる気もします。

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