久米島の産業祭り、将来編

産業祭りのいろいろな展示から。

久米島にも、小型電気自動車コムスがあったんですね。
町役場のものだそうです。
5台もあるそうですが、これまで見たことありませんでした。
言われてみれば、久米島マラソンの時に広報の人が乗っていたけれど、
これは実用というよりは、ショーアップとして使っていたんじゃないかな。
なにせ50m先へ行くにも車に乗る土地柄で、
環境への負荷なんていう考えはあまりないと思われます。
地球温暖化と赤土の流入で、
島のイノー(サンゴ礁の内側)のサンゴはほとんど白化してしまったというのに。
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大人の社会見学コーナーもありました。
「太陽と海と風の力でくらす島」、なんて魅力的なキャッチフレーズでしょう。
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実際の施設も見学したことがあるのですが、その時は分かったような分からないような・・・でした。
今回は2度目だし、模型で全体像が把握できるので、よくわかりました。
現在の5倍の発電ができる施設を海上に建設するそうです。
施設というより、船なのだそうです。
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地産地消、自己完結型エネルギーモデル、離島型という見出しにひかれて
この記事を読んでいたら、担当の人に声をかけられ、
丁寧に説明してくれたり、質問に答えたりしてくれました。
にわか町民で、なんの権限もない私に親切にしてもしょうがないと、申し訳なく思ったのですが、
まあこのブログで紹介するということで、よしとしてもらえるかな。
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離島と観光と環境は切り離せません。
島の発展のためには、産業としての観光は必要不可欠だし、
観光客が増えれば環境には負荷がかかるし、環境を守らないと観光客も増えないし…です。
全部セットで何とかしましょうという、ということらしい。
確かにこのパッケージが機能すれば、東南アジアや南太平洋の島嶼地域でも利用できますね。
日本の援助の得意分野じゃないかな。保守管理の問題は付いて回りますが。
バヌアツの場合だったら、パッケージの中にぜひ米の自給自足も入れてほしいです。
外国からの援助を、輸入米の購入にまわして食べてしまうから。

事業の開始は2年後、たとえばソーラーパネルの設置なら、
ホテル等大型設置場所がOKすればすぐにもできるのだそうです。
近々太陽光発電の買い取り価格が大幅に下がるから、
売電よりも蓄電して使用する方が効率的だということで、
名古屋の自宅にはセールスがきます。
名古屋では個人の努力・判断に任される事案が、
ここ久米島では自治体の取り組みになるんですね。

なぜ久米島を選んだのかという点を質問してみました。
北海道や沖縄本島での実施も考えたのだそうです。
けれどもお金の出所、つまり補助金がない。
離島にはそれがある、ということのようです。
離島の行政って、教育もそうですが、
良くも悪くも補助金のおかげで、なかなか手厚いなあと思いました。

久米島場合最大の廃棄物はサトウキビのしぼりかすだそうです。
これをバイオマス発電の原料、つまり資源にするシステムを作るんだって。
あと、観光客が使用する大量の水処理で出る汚泥処理を考えているそうです。
残念ながら、島内のあちこちに放置されている粗大ごみは、枠外のようです。
そういういろいろな種類の廃棄物の資源化につながっていくといいな。


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