機織り初体験

久米島紬の里ユイマール館へ行ってきました。
これで学校から行くのは2回目、個人として行くのは3回目、つまり合計5回目です。
見学ではなく、体験として出かけたのは初めてです。
染色した糸が干されているのを見る機会が重なって、
自分でもやってみたくなりました。
染色ではなく、機織りの方ですが。

選んだのは、伝統的な久米島紬の図案である「鳥」です。
具体的に、何の鳥、というわけではないそうです。
樋を通して糸を引っ張って、足を踏んで、筬(おさ)をトントン・・・この繰り返しです。
真ん中の部分では、緯糸を1本入れるたびに白い鳥が姿を現してきます。
この白い部分を糸で絞って染めるんですね。
経糸も緯糸も絹ですが、緯糸が手紬の太い糸なので(反物はもちろん、帯を織るよりも太い糸だそうです)
20分くらいで織りあがりました。
DSCN2317.JPG

ずっとついていてくれた先生役の織り子さんと交替します。
私が織った部分を織機から切り離すための作業です。
次の人が織り始められるように、しばらく織ってから(その速いこと!)、
差し込んである白い厚紙をぬいて(その部分がフリンジになります)切り離します。
ちょっきん!
DSCN2319.JPG

できた!
トントンと筬を引くところがうまくいったので、
しっかりとした固いコースターができあがりました。

DSCN2324.JPG
縦16センチ横11センチ、久米島紬のコースターです。
慣れるにつれて糸を引く加減がわかってくるので、
布の端が凸凹せずにそろってきます。
中央の鳥の部分の布端だけ白っぽくなっているのは、
布の端になるように合わせるんだよ、という合印です。
DSCN2326.JPG

目の前で少しずつ、自分が手にかけたものが出来上がっていくって、すてきです。
使われていない織機は比屋定にもいくつかあるので、名古屋へ戻る時に貰い受けて持ち帰りたいほどです。
織るだけなら、ここで数年修行すればなんとかなるかもしれない。
でも、絞り・染・織りは不可分なのですね。
そのことが今回やってみてよくわかりました。
残念ですが、あきらめるしかないようです。
生まれ変わったら、次の人生は絶対に織り子さんをめざします。 

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