とろいことを聞いてしまった・・・

とろいというのは名古屋弁で、
ばか、動作などがのろい、鈍いというような意味です。

三線のおけいこ、
入門初心者コースはなんとかクリア、
初級コースになったかな、とぼつぼつ続けています。
昨年のうちに、ついに兄弟弟子だった高校生は実質首になり、
(練習ができないようだから、練習する時間がとれるようになったらまたいらっしゃい、と、
 先生が貸与してあった三線を引き取りました。
 また人が使うからよ、と言って。
 鮮やかなものでした。よくあることなのかな。)
名実ともに個人レッスンです。

今練習をしているのは地元の曲「久米島ジントヨー節」です。
阿嘉のひじ水、久米島紬、フクキ並木、九年母(シークワーサー)・・・
ついには、栽培する芋の種類「クラガー100号」と、
久米島のいいところが次から次へと出てくるご当地ものです。

けれども、やはりローカルだからなのでしょう、
頼みのユーチューブでも、頃合いなお手本が見つからないんだよね。
ということは、何が何でも週2回のおけいこで、耳で覚えるしかないということです。
同じくご当地ものの「木綿花節」でもそうだったけど、
これはなかなか難しい。

三線を演奏する時には、右の太ももの上に胴を垂直にのせます。
堂は、太もも以外には体に触れません。
けれども、これもなかなか難しい。
自分の指を見ないと不安だから、
どうしても胴を傾けてお腹で支える姿勢になってしまうのですが、
先生にはことあるごとに「先生、もう見ないで弾けるよ」と言われるのです。
(三線の先生は、私を先生と呼ぶのです。そりゃあまあ学校の先生だからね。でも、ややこしい。)

先日のおけいこで、ちょっとした失敗をしてしまいました。
「秋の踊り」という、エイサーでも使われる有名な曲なのですが、
同じメロディが8番まで繰り返されるのです。
こんなに単調でいいのかなあ、強弱をつけるとか、何か工夫しなくてもいいのかなあと、
つい質問してしまったのでした。
でも、だいたい、この表現を工夫するということ自体が西洋音楽の発想なんだよね。
先生には私の言いたかったことがうまく通じなかったようでした。
なんとか聞き取れたところをまとめると、
淡々と演奏するのがいい、どんなに単調だと思っても、決して速さを揺らしてはいけない、
それでは踊りの人からも苦情がでる、
節回しは多少工夫するのもいいけれども、それはもっと上達してからの話。
以前ヤマトンチュ(内地から来た人)が稽古に来たのだが、
その人はやたらと譜面にない音を勝手に入れて演奏する、
内地ではそういうふうに習ったというんです、
でもそれでは指導のやりようがないので、お引き取りを願った、
それは絶対にやってはいけないことです、だって。
おっとっと・・・ですよ。気をつけなくっちゃ。
鼻歌の時には、たいていスイングになっているからね。

音楽を楽しむという点からは、
上手じゃなくても(もちろん上手な方がいいに決まっているけど)
いろいろ工夫するのがいいんだけど、
というか、そうやって自分の表現をつくることこそが楽しむということなんだと思うけど、
違うんですね。
まずは正確に再現すること、それこそが古典の古典たる所以なんだな、と思って。
それはクラッシックでも同じだから、その良さはよくわかりますが、
機会があったら、民謡の人にも聞いてみよっと。

おまけ。
本文とまったく関係ないけど、山里ゆんたくにローゼルのつぼみが売っていました。
DSCN2501.JPG
ローゼルというのは、オクラの仲間です。
がくと、花の中の種をとって、あとはお湯を注ぐだけ。
ティーパックにしたものを飲んだとはあるのですが、実物を見るのは初めてです。
確かにお湯を注ぐだけでもいいんだけど、
香りとピンクの色が広がるまでに時間がかかってお湯が冷めてしまうので、
少し煮出す方がいいようです。
DSCN2503.JPG








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