スリランカ旅行・まとめ

今年の春休みにスリランカへ遊びに行って、
長く続いた内戦が終わって、いろいろと問題は抱えながらも
さあこれからだという活気が感じられるような国でした。
それなのにそれなのに・・・です。
帰国したと思ったらすぐに爆弾テロのニュースが舞い込みました。
私が行ってきたばかりの国だから、職場のみんなも気になったようです。

いろいろな問題のことですが、
ほんとうにいろいろです。
まずは政治家のわいろ。
外国企業による開発や、外国の資金援助による大規模事業にはつきものです。
自動車をはじめとする高額商品に対する高率の物品税。
世界遺産の外国人入場料は、軒並み3000円以上の高額。
もちろん税金が国民のために有効に使われるのであれば、
スリランカのみなさんも文句はないんだけど、
有力な政治家が私物化して、引退後はそのお金を持って海外で暮らすというのが
お決まりのパターンのようです。
スリランカには資源も人間も豊富にあるのに、国家ビジョンはない、
人口が増えて都市部に集中することぐらい簡単に予測できるのに、
政府は対応もできず、計画停電がなくならないって。
他にも、外国からの圧力による急激な市場開放のせいで、
国内の製造業は壊滅的な打撃を受けました。
あふれる出るモノを目の前にして、お金が必要となり、
そしてコミュニティは崩壊の危機にさらされます。
バヌアツと同じ。
出回っている商品はほぼ中国製です。
ノリタケの工場は、本当に稀有な成功例なのですね。
日本人として、誇りに思ってもいいんじゃないかな。
関係者のみなさんのご苦労やさぞかしでしょうが、ありがとう。

2020年の国政選挙は大荒れになるのでしょうが、
今回のテロが再びの国家の分断や混迷の始まりにならないよう願ってやみません。
今年の七夕、短冊には大きく「世界平和」と書くことにします。
拙文を読んでくださっているみなさんにも、
スリランカのこれからの成り行きを、心にとめていただければうれしいです。

おまけ。
ココナツの葉に書いてもらった名札? です。
300年でも保存できるのだそうです。
DSCN3371.JPG
作るところをじっと見ていました。
まずは葉の表面に、針のような細いペンで名前を刻みこみます。
IMG_20190327_101956.jpg
上から炭の粉をかけて、
IMG_20190327_102121.jpg
こすって、余分な粉を取り除けば、はいできあがり。
IMG_20190327_102126.jpg
シンハラ語で書いてもらえばよかった。
シンハラ語って、くるくると丸い字体なのですが、
どうもカリグラフィーっていうの? 日本でいうと書道みたいなものがあるようです。
ガーミニさんがペン習字みたいにしてしょっ中書いているし。

この寺院には図書館があって、
ココナツの葉をつづった本(もちろん仏典)が大量に保管されています。
制服を着た子どもたちが大勢参拝に来ていました。
日本の遠足か何かみたいに、バス(といっても普通の路線バス)をチャーターしてやってくるようです。
IMG_20190327_103055.jpg
世界遺産でもなんでもない普通のお寺で、
その分、ローカルの人たちの雑然とした熱気を強く感じました。
参道の様子です。
IMG_20190327_102918.jpg
2019年3月のスリランカ旅行記は、一応これで終了です。
シーギリヤ・レディのことはいつか書きたいと思っているのですが、
何せ対象がすばらしすぎて、どう書いていいものやら、というわけで頓挫しているので。

この記事へのコメント

ラベルリスト

カテゴリ

2020年03月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31