デイジー教科書、使えるといいな

ディスクレシア(識字障害)の児童生徒は、案外多いんじゃないかと思う。

ディスクレシアというのは、
学力が低いのではなく、文字が文字として認識できない、というのかな?
記号や絵のように見えるのでしょうね。
小さい子が字を覚える時にも、最初はそんな感じなんだろうけど、
成長するにつれて、音声記号としてとらえ、つながりには意味が生じることを理解できるようになる。
でも、それができない。
だからどれだけ繰り返して漢字を書いたところで覚えられない。
トム・クルーズもディスクレシアだそうです。
だから台詞などはだれかが吹き込んで音声にしたものを聴いて覚えるということじゃないかな。
映画「In her shoes」で、キャメロン・ディアスが演じた主人公もそうだよね。

プライバシーの問題もあるので、あんまり具体的なことは言えないんだけど、
国語の教科書やテスト問題にはルビをつけてあげるようにしている子がいます。
教科書を読む時も、読んでいる箇所を指でさしてあげるとわかりやすいらしい。
ルビ付きなんて、健常者からすると、文字が増えてしまってかえって読みづらいと感じるのですが、
そうでもないらしい。
もとの文書を拡大してルビをつけたり(そうでもしないと、細かすぎて私の視力では書ききれない)、
ルビだけ色を変えたり、手を変え品を変えやってきたのですが、
私個人の努力では、所詮その場しのぎにしか過ぎない。
たくさんのルビをつけているうちに悲しくなってしまうんですよね。
ああ、この子は、こんなに読めない文字に囲まれていたんだ、
まるで外国語の世界に置き去りにされているみたいなものじゃないかって。

ルビ付き教科書のデータくらい、あってもよさそうなものだよなと思って探したら、
デイジー教科書というものにいきあたりました。
たくさんの人にぜひ知ってもらいたいなと思って。

個人でも申請できるそうなので、アカウントを登録してみました。
1週間くらいかかりました。
試してみて、びっくり。
この教科書、音声で読み上げてくれます。
カラオケみたいに今読んでいるところは色が変わるし、
ルビの量もレベルによって変えることができます。
日本の義務教育で使われている教科書は、ほぼ網羅されているといってもいいのではないでしょうか。
これが使えたらどんなにいいことかと思いました。
デイジー教科書のデータがこれほど豊富になって利用しやすくなっのは
ここ2,3年のことだそうです。
比屋定なんて15人しかいないんだから、
障害の有無にかかわらず、全員がこの教科書を使ったらいいんだよ。
ユニバーサルってそういうことでしょ。

久米島では今年、全小学校に10台ずつ、タブレットが配布されました。
ちっとも設定に来てくれないので、箱に入ったままですが。
ここが離島の悲しさ、業者も人もいないんだよね。
あと、セキュリティです。
教育委員会がアカウントをとって設定してくれればいいんだけど。
指導主事に直訴してきたけど、使えるのはいつのことやら。

おまけ その1。
どうしたどうした、ゆうな丸! (ゆうなというのは、浜ぼうふうの花のことです)
比屋定には半農半漁の人もいると聞いていますが、
ここに連れてこられたということは、少なくともしばらくは使われないということですよね。
運転席なんて、まだ新しいのに。
持ち主が病気にでもなって海へ出られなくなったのかな。
使わない船を港に置いておいても管理料がいるからね。
DSCN3226.JPG
おまけ その2。
月桃の花が満開です。
そういえば、以前グラジオラスのことを書きましたが、
島のグラジオラスは自生の原種で、だから赤一色なんですって。
DSCN3172.JPG
おまけ その3。
マンゴーが店に並ぶようになりました。
今売っているのはボイラーで管理した温室のもので、高くて買えない。
それでものぼりがはためいているのを見ると、なんとなくわくわわくします。
露地のビニールハウス産のものはまだまだこれからです。
Mさんちでたくさん実って、くれないかなあ。
DSCN3225.JPG

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