三線おちこぼれ

三線の先生が、私を含めて生徒3人で合奏する機会を設けてくださいました。
古典の曲については、私がいちばん弾けなかった・・・

バーデハウスでなぜか知らないおじいに声をかけられました。
「三線は続けていますか」って。
誰だろう。
どこかで話をしたことがある人なのかな。
難しくてできなくて、ちょっといやになったと正直に言ったら、
「本(楽譜)は読めるんでしょ? けいこをたくさんしたものが勝ちですよ。」
と言われました。
その通りです。それしかない。

ゆんたくでおじいに、体を動かして弾いている、と笑われました。
三線は上体を立てて直立不動で弾くものだって。
でもさ、体中でリズムを感じて、リズムがなければ自分で作り出して、というのが
私のなじんだ音楽のスタイル。
ピアノを弾くときだってそうだし、ダンスを習うときだって先生は
音のない所でも動きで音を奏でなさいって言っていたし。
あーあ、この島での数少ない不満、
それはダンスを教えてもらって踊る場所がない、ということです。
残念ながら、1人で楽しむほどの技量はない・・・

話がずれました。
三線ができない話に戻ります。
学区にある「仲里節」の歌碑。
タチジャミ(立神)公園の駐車場にあります。
このたった4行の詞が、途中で延々と引き延ばされて1番から4番までの歌詞になります。
漢字で表現するとどうってこともないけれど、
ちきばなかさとぅや、はなぬむとぅてぃむぬぅ、さちじらばちゅうぃだ・・・
と琉球語で歌うのですから、文字の歌詞とは別物のようになります。
なんといっても、「くゎ」や「ゐ」も「ヰ」もでてくるからね。
私にとっては方言というよりもむしろ外国語に近い。
DSCN3373.JPG

とてもいい歌意ですよね。メロディも、のびやかです。
速さは踊り付きだとゆっくり、歌だけだとちょっと速めになります。
1番が終わるごとに囃子が入るのですが、
歌おう踊ろうとか、(花を)届けさせますよとか、仲里の里はめでたいとか、嘉い言葉が続きます。
あまりにもステキな歌詞なので、「仲里節はうちの里を歌ったものだ」といっている土地が3つはある。
でも私にとってはもちろん、久米島のこの宇江城の里が本家本元です。
DSCN3374.JPG
これが歌碑から見た仲里一帯の野です。
山の上には宇江城城跡も見えています。
雨に煙っていてもなお慕わしい風景です。
三線できなくて落ち込んだ時にはここにきて風に吹かれ.ることにしよう。
そしたらきっと、元気とやる気を取り戻すことができると思います。
DSCN3377.JPG

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