久米島の黒さーたー(黒糖)

久米島産、昔ながらの手作り純黒糖(向かって左)。
おやつ村に売っています。
ほのかな緑色がかかった茶色、噛まなくても舌でつぶせる柔らかさです。
1かけら口にしただけで、右側の加工黒糖との違いが分かります。
値段もずいぶん違うよ。
純黒糖は加工黒糖の約7倍です。

職業人講話として、このお店のお嫁さんが学校へやってきて、
興味深い話をしてくれました。
黒糖づくりの始まりは、放棄されたサトウキビを見たおじいが、もったいない、なんとかしたいと思ったこと。
以来イベント等の折に出品していましたが評判がよく、
たまたま宮古島で搾り機を見つけたことから、商品化が進んだそうです。
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お嫁さん曰く、伝統的なモノづくりの他にも大切にしていることがあるんですって。
それは、お店に来るお客さんに久米島の良さを発信することだそうです。
久米島はいいところだけれど派手さはない。
けれども1回ではなく2回目も来てもらえれば、その人はまずリピーターになってくれるんですって。
だから新しくできたお店とか、
久米島の新しい情報を伝えることができるように、すごく勉強しているんですって。

職業人としての心構えは当然のことながら、
私がいいなと思ったのは、久米島のために何かをしたいと思い、そして実行するということです。
黒糖づくりの後継者さえ見つけたんですよ。
生活が立ち行かないというのは仕方がないにしても、
定年退職後、こんな退屈な所にはいたくない、と島を離れる人もいます。
比屋定や宇江城の人たちのように、
島を愛して島に生活の根拠を置き続けるだけでも十分だけど、
それでは現状維持もままならないのも現実だし。
この人、島嫁(結婚して、島に暮らすようになった人のこと)なんですって。
この人は島のにぎやかなところに、そして私は不便な所に住んでいるわけだけど、
外から来た人だからこそわかる良さというものが、この島にはあるんです。
それはまちがいないな。

この講話を聴いた後、もちろん私はおやつ村へ走りました。
今度の帰省のお土産として、黒砂糖を買うためです。
このお店は専用のサトウキビ畑を持っているのですが、
サトウキビがとれるのは1月から4月までの4か月間だけ、
お店で売る純黒糖を作るのも4か月だけ、
売り切れたらそれでおしまい、
実際去年は9月には早くも完売で、閉店になっちゃったんだって。
久米島へいらっしゃったら、ぜひお買い求めくださいね。

おまけ その1。
宿舎の隣の部屋、我が家との境目に鳥が巣をかけていました。
巣の中をのぞいたらからっぽでした。
もう巣立った後なのか、それともこれからなのか、私には見当もつきませんが、
こんな人の近くに作るなんてねえ。
それにしても、今の今まで気が付かなかったよ。
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おまけ その2。
卵じゃないよ、パッションフルーツです。
左は6個で520円、右は3個で300円。
右は色つやが悪いから、ということかしら。
肝心なのは中身だよ。
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