フィリピンからのお客さん

リュウキュウアオヘビ、アカショウビンに続く3番目のお客さんです。
フィリピン人のお母さんが島人の日本人男性と再婚するということで、やってきました。
比屋定校には同じような立場の子どもが通学しているから、
その人たちに紹介されてきたみたいです。

この女の子、4年生のクラスに入りました。
これで4年生は4人になりました。
私は担任じゃないし、特別支援員という立場上頼まれもしないんだけど、
この子、幸い英語は分かるようなので、必要に応じてお手伝いをするようにしています。
頼まれもしない・・・だいたい私がやっていることはみんなそうなんだけど。
校長先生が、教育委員会に日本語指導員の配置を依頼すると言っていましたが
そもそも久米島にそんな人がいるかどうか、
いなければ新たに雇い入れることができるかどうか、です。
人材がない・・・離島の悲しさです。

今はまだ体験入学、つまりはお客さんですが、
なんとか比屋定校での生活になじんで、2学期からは正式の転入生になってほしいですね。
子どものことだから生活言語はすぐに身に付くでしょうが、
算数の未習分野など、またお手伝いしてあげればいいかな。
本人がやる気でいるのが何よりです。

余談ですが、中根千枝さんへのインタビュー「序列のある社会は本来、女性にはプラス」を読みました。
その中で上野千鶴子さんの東大入学式の式辞について。インタビュアーの方がこんなことを言っていました。
上野さんの祝辞で最も反響があったのは、東大生は頑張れば報われると思ってここまできたが、頑張っても公正に報われない社会が待っていると語った部分です。そして、「あなたたちの頑張りを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれない人々を助けるために使ってください」とノブレス・オブリージュ(身分の高い人がもつ社会的責務)とも受け取れる内容を話していました。
うーん、頼まれもしないけどフィリピンの子を支えてあげたいと思う気持ちは、やっぱりこれかなあ。
私は自分が貴族だとも特別に恵まれたものだとも、そんなことは全く思ったことはないけど、
ジャイカに参加しようとするのもこれだし、
これって、今後の私の人生の指針かなと思って。
実は久米島でも、私のこの気質のせいでちょっとめんどうなことにまきこまれかけているんだけど、
それもまあ、甘んじて受け止めるつもりです。

おまけ その1。
ある日の朝ごはん。
ゴーヤとジャガイモのサラダ。パッションフルーツ。自家製ヨーグルト。
ぜーんぶ久米島産。
DSCN3396.JPG
おまけ その2。
いただきもののの横流しで、私の許へやってきたスイカ。
縞模様がはっきりしていないのでカボチャと間違えられましたが、スイカです。
もともとは北海道の品種ですが、まごうかたなき久米島産。
お店に並ぶよりも早くまわってくるなんてね。
まあお店に並んだのは大きすぎて買えないけど。
学校でみんなで分けて食べました。
DSCN3397.JPG


この記事へのコメント

ラベルリスト

カテゴリ

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31