お客さんを卒業する
教員宿舎に住んでいたこれまでも、
観光客ではなく、ここに暮らしている住民のつもりではあったものの、
いざ結婚して、本当に一軒構えて暮らし始めると、
いろんなことが次から次へと気になって、
あーあ、やっぱりこれまでの私は、村のお客さんだったんだなと思います。
どんなことが気になるかというと、
本当に生活の中の些細なことばかりなんだけど、
例えば、部屋の中に入ってくる虫。
押入れや引き出しの中に敷くもの。
浄化槽の点検。
水道栓。
その中でも特に、大きな水タンクについて。
大きさや材質等、いろいろなタイプがあるようです。
これはお向かいさんのうち。

これは隣りの家のもの。

これはうち。
タンクをのせる台はあっても、タンクはありません。
夫に聞いたら、渇水や断水に備えて水道水を上げて貯めておく設備なんですって。
バヌアツでは雨水タンクだったな。
学校にも大きいのがあるけど、それはたしか、裏山の湧き水を貯めておいて、
庭や畑の灌水につかうんだったっけ。
水の豊かな久米島では、断水の心配はほとんどしなくてもいいそうですが。
でもそれならなぜ、みんな貯水タンクを上げているんだろう。
よくわかりません。

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