名古屋、最後の1日

地下鉄で隣の駅、上小田井まで。外に出ると、こんな華やかなバスが待っていました。スーパー銭湯藤吉郎の無料シャトルバスです。車で行けばせいぜい20分のところを、わざわさ40分かけて出かけます。駅前のコンビニで買ったおにぎりを食べながら車窓から、見慣れていたはずの町の景色を楽しむのは、ちょっとした遠足気分で、それはそれで楽しい。つーいた。新名古屋めし、台湾混ぜそばのお店も。このお店のカップまぜそば、ちゃんとお土産用に買いました。風呂上りは、生中とから揚げ2個で決まりだな。と思ったのに、風呂から出てきたらお店は休憩中。仕方がないので、もう1軒で生ビールを頼みました。沖縄で生ビールといえばオリオンに決まっている。一番搾りを飲むのも当分お預けかと思うと、ちょっとしんみり、五臓六腑に沁みわたる味です。最後の1日に、もっとすべきことがあるんじゃないのと思いつつ、うちのエアコンは壊れて暑いし、ゆったりと楽しい時間でした。

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新しい冒険、始めます!

さてさて、この夏休みは1か月近くも、どこへも行かずに名古屋にいましたが、それももうおしまいです。ジャマイカへ行けばいいのに、とつぶやいた息子も多少は和らいで、いつもの私たちの暮らしぶりを取り戻すことができてきたように思います。少なくとも表面上は。そして私がいなくなったら、息子はまたそれも、いつものようにさらっと受け止めて、私のいない時間が流れていくんだろうな。 さて私はといえば、まずは夫に連れられて那覇で親戚回り、それから久米島でもあいさつ回りをすることになるようです。あいさつ回り10軒って、すごくない?親戚がそれほどたくさんあるということかしら。私がいなかったこの1か月、島では私たちの結婚がいったいどんな話になっているのか、どうせ尾ひれがついてすごいことになっているに違いなく、夫は模合で相当にいじられたようですが、こわいものみたさ知りたさでいっぱいです。 スリリングな冒険が好きという、困った性癖をもつ私。これまでにも、自己啓発休業(無給なのに!)をとってバヌアツへ行ったり、早期退職して(2年分の給料を捨てたことになる!)、それならそれでうちで悠々自適にしていればいいものを、突然久米島へ行ってしまうし、と、よくやるよ、なんでわざわざといわれるようなことばかりやってきました。迷ったときには「やってみる」を選んできました。たいていそれは、損なことなんだけど、だから迷うわけなんだけど、バヌアツへも久米島へも行かなかったとしたら、お金の損はなかったかもしれないけれど、今に比べて私の人生、どれほど味気な…

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しばらくの、お別れ会

うちでは、喫茶店のモーニングから旅行に至るまで、各種イベントごとは言い出した人、もしくはやりたい人が企画もお金も出すということになっています。まあ結局は私、ということになるんだけど。 いつものことながら、久米島に戻る前にうなぎを食べたいなあと思いました。我が家で鰻といえば、それは当然「ひつまぶし」。家の近くにも気に入っていた店はあったんだけど、どうもここのところはずれることが多くなった。料理する人の代替わりとか、いろいろあるんだろうね。そこで、今回こそは絶対にはずさないという強い決意のもとに、総勢5人、熱田神宮のおひざ元、あつた蓬莱軒本店へ。初めに出てきたのはうまきです。1本単位で注文するんだけど、人数に合わせて切り分け、熱々の器に入れて出されました。この器が、函といったらいいの?竜宮城の玉手箱もかくやというかわいらしさ。 次の肝焼きは、あまりの香ばしさに、写真を撮る前に食べてしまいました。その次は肝煮です。肝焼きはうなぎと同じたれをつけて焼いてあったと思うけど、こちらはもっと苦味の勝った、渋い味でした。酒の肴にはぴったりなんだろうな。最後にひつまぶしの登場です。ずいぶんと濃いめの味付けですが、出汁をかけていただくにはちょうどいい。帳場もなかなか風情がありました。おなかはふくれたけど、財布は痩せました。でもね、1度連れてきてよさを教えておけば、次回また行こうかと声をかければ、すぐにみんなが集まってくれるよ。だって息子たち、自分の財布では絶対に行けないんだから。その意味では、家族をつなぐ先行投資…

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ゆんたく名古屋場所

ゆんたくというのは、沖縄の言葉で、おしゃべりのことです。私が名古屋で過ごす最後の週末、長男とその友達が、私のためにお別れ会を開いてくれることになりました。自宅でたこ焼きパーティーです。作りながらしゃべりながら食べながら、別れを惜しんでくれるんですって。まさに、ゆんたくです。なかなか忙しい会だよね(笑)。 このお友達は長男の親友なんですって。互いに結婚しても、高校以来の付き合いが続いているのは大したものです。沖縄なら模合があるけど、そういうシステムのない名古屋では、よほど意識的に付き合いを続けないと、そうはいかない。いつの間にか立ち消えになってしまう。 この人、バヌアツ以来、私のブログをずっと読んでいてくれるんですよ。とっても熱心な読者で、バヌアツのこともいろいろと質問を受けたりします。長男ときたら、母さん生きてるかなーと確認するためにちらっとタイトルを見るくらい、次男に至っては「おれ、興味ないから」と完全無視、息子たちと比べて、なんとありがたい存在であることか。私がバヌアツにいる間は、長男とこの人でロードスターのお世話をしていてくれたし。おかげでロードスターは、何度かの廃車の危機を乗り越え、いまだ現役、従妹が乗っていてくれます。 今回の私の帰省にあたっても、ビーフシチューをいちばん喜んでくれたのはこの人。ろくろくブログを読んでいない長男に向かって、「おまえなあ、これ、自分のところの牛で、庭で大鍋で煮込んだんだぞ。」と解説してくれたほどです。そこで私も、最後の1袋をこのタコ焼きパーティーに提供…

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庭のお化粧直し

私の大好きな庭、できてから3年と半分が立ちました。できたばかりの時はさみしいほどがらんとした庭でしたが、木々はみなしっかりと根付いて茂り、そろそろ1回目の剪定の時期です。庭師さんに入ってもらいました。今回は高木を中心に切るそうです。 まだまだ暑い日が続くので、幹や枝を強い日差しから守るために、葉はそこそこ残しておかないといけないんですって。それでも、軽トラにいっぱい分、刈り込みました。できた。すっきりしました。道行く人の姿が見えるようになった。暴風警報が出ているので、風に揺れていろいろな緑が混ざります。オリーブやハナミズキの葉裏は、表よりも淡い優しい色なんですよ。春には白い花がたくさん咲いて黄昏時にかすみ、夏にはいろいろな葉の色を楽しみ、秋には木の実がたくさんなって、冬には野鳥が実をついばみ、水浴びをしにやってくる、それが私の庭です。ぼおっと見ていると、時間なんてあっという間に過ぎてしまう。この庭と別れるのは本当につらいです。 次の剪定は2年後だそうです。その時は高木も低木もしっかり刈り込めばいいんですって。時期としては6月か10月がいいというお話でした。2年後の6月か10月、私はいったい何をしているのだろう。庭師さんの話によると、今名古屋ではみんなが敷地いっぱいに家を建ててしまい、庭をつくる人がいないのだそうです。つまり、うちの庭は絶滅危惧種だというわけですね(笑)。離れていても、大切にしていきたいと思っています。 おまけ。庭のベンチの友、蚊取り線香と三角枕とipad。三角枕はその昔、タイ…

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