運動会の華、エイサー

夏休みのサマースクールで、朝1時間、エイサーの練習が始まりました。3年生以上の子どもたちが演じます。職員室の一隅に、こんなふうにして形も大きさもいろいろな太鼓がしまってあります。たくさんありすぎて、数える気にもならなかったけれど、300人の児童生徒がいたころの名残なのでしょうね。衣装や頭巾、腰ひも、脚絆もたくさんあります。 エイサーは、もともとは男が演じるもので、女は踊りだったそうです。けれども子どもの人数が減ってしまった今は性別は関係なし、です。本来はお盆に、帰ってきた先祖の霊を送り出すための踊りですから、振り付けもゆっくりした動きだったそうですが、今は時流に合わせて? 速くて激しい振り付けが好まれるとか。毎年エイサー演舞用の新曲が出るみたいですよ。 沖縄の老若男女は、上手・下手はともかく、みんなエイサーは踊れるそうです。小学校でやっているからねー。学校へ入る前の子さえ、ミルクのあき缶で作ってもらった太鼓を持って踊っているからね。旧盆(今年の場合は8月23・24・25日だったかな)の時期には、島内あちこちの集落で青年団を中心に披露されます。といっても、港のある南の方だけ。比屋定だけでなく、島の北側はだいたい人がいないし。集落のエイサーでは地方が三線を奏でますが、学校ではCDです。 さて運動会の晴れ舞台。子どもたちの顔がはっきりしすぎず、それでもエイサーの雰囲気を伝えられるような写真を選ぶのに苦労しました。

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続・小さな比屋定の大運動会―子どもの部―

運動会の日、BGMはぜーんぶ安室奈美恵でした。ちょうど引退の日でしたから。 そんな中子どもたちは、席を温める暇もないくらいでした。なにせ人数が少ないので、どの子もつねに何かの協議に出ているか、お手伝いをしているか、です。まあそれは、先生たちも一緒だけど。なにせ校長や教頭も、選手集めという大切な仕事があるくらいです。地域の部では、事前に参加者が決まっていて名簿があるわけではなく、全部当日、地域の方々のその日その時の気分で決まるという、運営側にとっては、考えようによっては恐ろしい状況なのです。 話がずれました。子どもたちの競技の話です。競技の華と言えばリレーでしょう。子どもたちは2種類のリレーに出場します。チーム分けは、1年から5年までの縦割り、各チーム7人と8人です。2つとも1人当たり100m を走ります。低学年が100mを走るのはつらいけど、そこは各チームとも、バトンゾーンの活用で工夫します。1つは普通のリレーですが、もう1つが問題、スクラムリレーです。スクラムリレーでは、1チーム7人か8人のメンバーで7種の走り方をします。1人2回は走るのがルールです。かにかにGo!・おさるのかごやなど、なんのことだかわかりませんよね。この写真はかにかにGo!の1シーンです。2人の子どもが背中合わせになって、2人3脚ならぬ2人2脚になるよう、タオルでお互いの足を縛ります。 そして最後が「へびの脱皮」。片手を前に、もう一方の手を自分の股の下から後ろに伸ばして、一列になってみんなで手をつなぎます。こんなふうに始…

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地域競技のなぞ

なぜ比屋定の運動会にだけ、奇妙な地域の競技があるのか。はじめは、田舎ならではの伝統なんだろうなと思っていたのですが、地域の人たちと話をしているうちに、だんだんそうではないことがわかってきました。 児童の数がどんどん少なくなっていく。その中で運動会を盛り上げていくためにはどうしたらいいのか。みんなで知恵を絞った結果が今の運動会。ですから、ちょっと変わった地域競技の数々は5年前から始まりました。ウマもヤギも、大人も子どもも、みんなが走る運動会が生まれたのです。 入退場門の前に置かれるマスコット。地元の人の手作りです。漁業で使う道具を再利用して作ってあります。体育器具庫から、1年ぶりの登場です。丁寧にホコリをふいてあげました。今年からは、お昼におそばを無料でふるまうことになりました。1人暮らしのお年寄りは、お昼にいったんうちへ帰ると、暑い中、午後の部を見るために学校へ戻るのは難しいからです。当初案ではかまぼことねぎだけのそばでしたが、保護者のシェフががんばって、なんと牛筋煮込みのトッピングつきとなりました。小さな比屋定小学校、でも運動場は久米島でいちばん大きい。そして、久米島一、面白く楽しい運動会です。 おまけ。糸くり競争で使う道具。持ち手を回していては間に合いません。掌の上でころがすのが正解です。むちゃくちゃ上手な女の人がいて、みんなが見とれました。どこかで見たことのある人だなあと思ったら、久米島紬の里ユイマール館で、紬織りの技術の保存に携わっている人でした。そりゃあ上手なはず、プロだもの。 …

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運動会に馬牧場がやってきた

久米島馬牧場というのがあって、今でこそ隣の校区に移ってはいますが、発祥の地が比屋定なのだそうです。その比屋定の地に何か貢献したいということで、比屋定小学校の運動会に参加してくださっています。前日の下見の様子。5頭の馬がやってきました。当日は新任職員を乗せての障害物競走あり、トラックを疾駆するデモンストレーションあり、昼休みには、子どもたちと馬たちとの触れ合いの時間も。そして地域・職域リレーにも参加してくださいました。 こちらは牧場日記です。9月16日と9月17日の項に、比屋定小学校の運動会での様子が紹介されています。 9/15・16・17のの3連休は臨時便が出ているくらいで、久米島牧場のみなさんにとっては稼ぎ時だったはず、そのうちの2日間を使って比屋定小の運動会に参加してくださったわけです。もちろん手弁当のボランティアです。ありがたいことです。 バイバイ、優しくて穏やかなお馬さんたち。また今度、乗馬クラブ(クラブ活動)の時間に会えるね。

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星空ごくろうさん会

運動会のことは、びっくりがいろいろあって、書きたいこともいろいろあるのですが、まずはしめくくりとでもいうべきご苦労さん会について。本当に心に残ったから。 場所は我が家から徒歩1分の比屋定公民館。まだ明るい5時から始まりです。行ってびっくり、こんな感じ、屋外です。公民館建物の前の庭です。そういえばどこのうちも、家の中よりも庭の方が広い。学校も公民館も例外ではありません。こんなところもバヌアツと同じかな。 それまで日陰で飲んでいた人たちも、日が陰るにつれて座敷(?)に移動してきます。なんと、ビアサーバーまで用意されていて、本物の生ビールが楽しめます。子どもたちは子どもたちで、そこらへんで走り回って遊んでいます。やっぱり同年代でかたまって遊んでいますね。好きな時に飲んだり食べたりしています。子どもたち用の食事。大人とほぼ同じですが、チャーハンがついています。 こちらは大人用。町の中華レストランからの取り寄せです。こちらの人たちはオードブルと呼んでいます。バイバイ、比屋定公民館。私は9時前に脱落しましたが、宴は延々と続きそうです。さらにその後は町まで繰り出してカラオケ大会に突入するらしい。さっすが校区大運動会の打ち上げ、大人も子どもも心から楽しんでいました。

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