竹富島へ日帰り

ホテルへ荷物を置いて、徒歩3分の離島ターミナルへ。そこからフェリーで15分。なんの予定もなかったのですが、なんとなく人の流れについてレンタサイクルのお迎えバスに乗る。  島には3つの集落があって、それぞれがサンゴ礁の石塀に囲まれた木造赤瓦の家々が並び、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。白砂が敷かれた道が続きます。外側のビーチからビーチへと移動するにはいいんだけど、集落の中は動きにくいかな。 この建物は、重要文化財の旧与那国家です。建物のつくりは、沖縄本島や久米島のものと基本的には同じでした。 どの赤瓦の上にも、ちゃんとシーサーがいます。しっくいのシーサーばかりで、焼き物は見かけませんでしたが。 水牛車も活躍しています。三線を抱えたガイドさんを乗せて、集落の中をゆっくりゆったり進みます。 2時間でレンタサイクルを返し、港まで送ってもらう途中、運転手さんとこんな話をしました。保存地区に指定されて以来35年くらいがたち、ぼつぼつ修理の必要な家がでてきた、最近屋根を直した家は800万円の費用が掛かり、うち600万円は補助が出たが、直す必要があるのは屋根だけではないし大変だ、平屋で建坪は最大30坪まで、家の四隅こそコンクリートの壁にはするけれど、間取りは従来通りにする、そういうことを守らないと補助金が出ない、瓦を止める漆喰や石塀を積む職人が少なくなったのも困る、以前はのぞかれないための塀だったが、今は観光として家も見せないといけないので、塀が低くなった、等々。 石垣の市街地では、伝…

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宇江城のシーサーたち

「比屋定のシーサーたち」の姉妹編です。比屋定の散歩にちょっとあきたから、隣の宇江城に足を伸ばしてみました。ここも学区で、こちらの方が広いし人も多いです。比屋定から比屋定小へ来ている子は1人だけ、他の子は宇江城から来ているんです。 宇江城のシーサーは、手作り感あふれる個性的なものがあって面白い。 このシーサーは、多分やちむん土炎房で教えてもらって、自分で作ったものじゃないかな。 昔ながらの民家に用いられる赤瓦を使ったものも。もちろん、オーソドックスな陶製のものもいろいろ。 この子、目がパッチリとしてかなりの器量よしだと思うのですが、どうでしょう。 どのシーサーもかわいらしすぎて、魔除けにはなっていない気がする。愛らしいシーサーたちに会いに来てね。

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比屋定のシーサーたち

集落を散歩していると、いろんなシーサーに出会います。シーサーというのは、魔除けです。獅子のことかな。設置場所によってわけると2種類、門柱の上か屋根の上、です。門柱の上に置かれているのは、陶製が多いかな。対になっています。シーサーの後ろの木がフクギ。屋敷を強い風から守る防風林です。美らフクギ、と呼ばれています。美らは、ちゅらと読みます。ただ、家によっては不思議な向きで置いてあることがあります。門柱が道の方ではなく、うちの方でもなく、互いに向き合っていると言った感じでしょうか。当然上にのっているシーサーも向き合うことになる。一対のシーサーとしては、その方が自然かな。門柱にはってある表札も、シーサーにならって内側を向いています。屋根の上に置いてあるものは、対よりも単独が多いみたい。陶製はなく、赤土の焼き物です。 石敢當も、赤瓦を白い漆喰で塗りかためた古民家も、民家を囲むフクギの防風林も花々も、鳥たちも、ぜんぶひっくるめて、こういう、その土地の味って、いいな。本当にここ比屋定は、沖縄とも他の離島とも、久米島の他の場所とも違う。よくもまあ、こんな特別な場所にするりとはいりこんだものだ、と思います。3か月を過ごしてみて、ここでの時間をますます大切にしたいと思うようになりました。

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車も必要みたい

私が暮らす比屋定というところは島の北側。この写真は、南側からの風景。見たとおり、のどかです。 一方北側はというと、ぐっと高くなった地域です。(このシーサーブログ、地図もはれるんです。びっくり。)[ここに地図が表示されます] 航空写真で見ると、崖の上に集落がぽつぽつとかたまっているのがわかります。崖の下は、海沿いに平らな土地があるのですが、さとうきび畑だけ。荒れた日には、まともに風雨や高波にさらされることになるから。 手前の方には、学校の運動場も見えます。緑の運動場です。地域の方々の協力のたまものです。学校が、海水面から数えると、だんだんだんと、3段目にあることも分かりますね。これは自転車ではなんともならんわ。軽の中古車を買う予定です。鈴鹿から来た車は、15万キロも走っていました。これって、どうなんだろう。町営バスもあるんだけど、それでは間に合わない予定もあって…その予定のことは、また書きます。

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実家ができた?!

シーミーというのは、24節季の1つ、清明です。本土のお彼岸みたいに、お墓参りに行くだけでなく、ピクニックモードのようです。こちらのお墓は大きくて、前庭みたいなのがあるから、みんなが集まって、ごちそうを食べたりおしゃべりしたりして親族の親睦を深める、ということのようです。お店でも、お節料理のように、シーミーのお供え兼ごちそうの予約を受け付けています。 民宿のおかみさん(八重さん)に、「来ますか」と誘われました。その晩、お墓にはいかないけれど、身内で集まって、ごちそうを食べるんですって。法事みたいなものかと思って、2つ返事でついていくことにしました。 おいしくて、楽しかったです。民宿の夫婦と、その長男夫婦と、子どもたち3人。ご当主が沖縄風の位牌を拝んだ後、テレビのクイズ番組を見てたわいもないことを言い合ったりして、並んだごちそうをいただきます。(写真がないのが残念。)ふーん、沖縄の家庭って、こんな感じなんだあって思いながら。 バヌアツに行った時も、現地になじむためにホームステイをしたものでしたが、ここ久米島でも、私っておんなじことをやっているなあ、と思いました。偶然なんだけどね。というわけで、ここを久米島での私の実家ということにします。八重さんにそう言ったら、「いつでも遊びにいらっしゃい」だって。引っ越して落ち着いたら、引っ越しそばならぬ、引っ越しきしめんを持って遊びに行くよ。ホテルにしなくて、よかった。予約した民宿が満員で、よかった。 久米島空港で、みんなを迎えてくれるシーサー。もちろん対な…

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