こんな日もある

三線のお稽古日。30分くらい、いつものように既習曲をさらっていたら、先生に「とてもいいですよ」とほめていただきました。この日はとても調子が良かったのは自分でもわかりました。先生の弾く三線と私の弾く三線が、気持ちがいいくらいぴたっとあう。歌もたっぷりと歌えたから、もしかしたら多少キーがさげてあったかもしれないな。三線の場合、3本の絃の音程は固定ですが、キーはかなり自由に変えられるから。 古典中の古典「かぎやで風」、相変わらず苦戦していますが、「初めはなんだこの曲は、わけがわからないと思っていましたが、 練習すればするほど好きになってきました。」と先生に伝えたところ、先生はちょっと驚いた様子で、でも「ありがとう」とおっしゃったので、え、なんでありがとう? と、今度は私がびっくり。先生いわく、この曲は本当に特別な曲で、子どものころから周りの大人が歌うのを聞いて育つ、それでも何度歌っても飽きることはない、と。1年ちょっと沖縄で暮らして、それは分かる気がします。冠婚の場はもちろん、町の新人歓迎会でさえ、学校紹介の登場曲に使われるくらいですから。それも踊り付きで。 おけいこには、いい時と悪い時とがある。歌も三線も、ある日突然、水の中からぽーんと浮き上がって息ができるような、そんな感じの時がある。だから練習を続けるしかない。そして先生は、ごちゃごちゃ教えたりせず、じっとその時が来るのを待っていてくれます。なんてすてきな経験なんだろうと思います。 おまけ。私の住む教職員住宅の土間に、肥料の袋に入って大量の野…

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ちょっと変わっている

その1 もらったさつまいものうち1本を、いつか食べようと思ってほおっておいたら、知らぬ間に芽が出ていました。ジャガイモの芽はよく見るんだけど、さつまいも、ましてベニイモは初めて。芽も、芋の皮や中味と同じように赤いんだね。ついでに、芋の後ろのペットボトルも変わりもの。刺身(この日はマンビカ(シイラ)が買えました)を買いに主婦の店へ行ったら、「賞味期限切れに付き、ご自由にお持ちください」とあるからもらってきたんだけど、透明なミルクティーなんだよね。飲んでみるとほんとうにミルクティーの味がしました。私は知らなかったけど、透明なコーラやビールもあるそうです。ちよっと、不気味。 その2 久米島では、だれもが1足以上? 持っていると思われる長靴。私にしても、学校にいて、職員室からちょっと外に出る時には、知らず知らずのうちに長靴を履いています。運動靴のひもを締め直しているよりも簡単だし、園芸や畑作業をするときには、汚れてもぬれてもお構いなしで、すこぶる便利で、ぽこぽこ音を立てて歩いています。道を挟んだお向かいさん。長靴を洗った後、こんなふうに干すとは知らなかった。地下足袋みたいに、底の薄いものもあるんだね。こんなふうにしておいても、だーれも盗ったりしないのが、島のいいところ。おまけ。ケンタッキーフライドチキンの予約受付。久米島にはフライドチキンのお店はないので、お菓子屋さんが取りまとめをしています。沖縄では天ぷらが主流、から揚げでさえ少数派だから。私は、パス。1人では量が多すぎるっていうのもあるけど、ケン…

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畑にジャガイモを植えました

ながーい畑に、子どもたちがジャガイモを植えました。どれくらい長いかというと、普通教室7つ分です。植えた野菜は玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンをはじめ、(これだけでカレーパーティーができる)大根、インゲン、ホウレンソウ、小松菜、春菊。まだほかにもあった気がする。こんなに景気よく蒔いたら、間引きするのも大変だよ。そして冬中、野菜は買わなくてもいいかも。玉ねぎの赤ちゃん。こんなに小さいんだね。いちばん楽しかったのは、この正方形の畑。いろんな種をもらった子どもたちが一斉に「鬼は―そとー」の要領でばらまきました。いったい何が出てくるのか、できるまでわからない。遊び心たっぷりの畑です。MASA56さんのまとめの一言。野菜は、自分で作って食べるんだよ。無農薬で安心でおいしいでしょ。野菜を作るにはね、頭を使うんだよ。なんといってもお天気との勝負だからね。日曜日に調子にのって、大都市の人たちかどれほど野菜作りにあこがれているか、でもそれがどれほど難しいことかを力説しておきました。 おまけ。とれたてのクレソン。1・2年生の子どもたちが、秋を見つけに学区の方の山に入ってもらって来てくれました。まずは生で白和えにしました。島豆腐は固いからちょうどいいよ。それから、刺身と一緒にわさび醤油でいただきました。あと、軽くゆでて縮緬じゃこと一緒に食べます。最後は炒めものかな。

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畑の秋

あいついだ台風24・25号が去った後、待ってましたとばかりに人々が畑の準備を始めました。これ、耕運機ですか? と聞いたら、耕運機は、人が歩きながら押す小さいの、これは人が乗って運転するトラクターというの、と教えられました。耕運機とトラクターとでは、格が全く違いますね。失礼しました。これがトラクターです。農業機械はふんだんにあるという感じです。大型機械をしまっておく立派な機具庫があちこちに見られます。きれいに耕され、黒々とした土が広がる風景は、清々しささえ感じられます。植えるのはじゃがいも、玉ねぎ、葉物ではチンゲンサイ、小松菜、その他では島らっきょうなどなど。実りの秋というけれど、同時に次の実りが始まる時でもあるんですね。自家用の野菜は庭に植えます。ニンジンかな。鳥に芽を食べられないように、ちゃんと網がかぶせてあります。この日、登校途中に島バナナをもらいました。バナナの木は背が高くて、台風で簡単に折れてしまうけれど、実は折れたあとも熟して黄色くなるし、木の方も新しい芽が地面から出てくるので問題ないそうです。帰り道でもいろいろもらいました。台風で落ちたシークワーサーをたくさん。搾ってジュースにしました。酸っぱいけど。シブイ(冬瓜)とパパイヤも。シブイは知っているかと聞かれたので、ときどき買ってくるよと言ったら、買うもんじゃないよ、持っていきなさいって。 さてこれから、どんな野菜が食べられるのか楽しみです。

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朝の散歩

なんということもない、朝の散歩で見つけた景色です。 ヒージャ(ヤギ)が、小屋から出してもらって草を食べていました。台風25号を耐えきったご褒美かな。子ヤギはつないでありません。親さえつないでおけば、子ヤギは周りで遊んでいるだけで逃げていかないから。そういえば学校の子ヤギブンちゃんも、生まれて2・3か月は放し飼いでした。教室の廊下まで入り込んできたこともあります。でもすぐに力が強くなっちゃって、子どもたちにけがをさせるといけないということでつながれるようになってしまいました。 シークワーサーの実が、あちこちにたくさん落ちていました。ようやく大きくなってきたのにね。あらら、畑の隅に積んであるよ。この畑、11月になったらジャガイモを植えるから、それまでは土をさらしておくんだ、という話だったんだけど。落ちたシークワーサーも、肥料になるのかしら。 こちらの畑にはシブイ(冬瓜)がごろごろ。これは台風のせいではありません。冬瓜は、切らなければ冬まででも保存できるということで、どこのうちでも軒先などに置いてあります。その話が本当かどうか、ためしにうちにも1個置いてあります。台風で倒れてしまった水タンク。小1時間歩いていたら、汗ばむほどになってきました。比屋定は、台風なんてどうということもないよというように、日常を取り戻しています。たくましいね。8月の終わりにまいたコスモスは全滅しちゃったけど、(茎がもっても、葉が潮水で枯れてしまうので)さあ私も気を取り直して、また次の花の種をまこうかな。

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本物釣りクラブ!?

名古屋のクラブ活動といえば、各先生が自分の特技を生かしたクラブを開設し、子どもたちは希望のクラブに参加して、他学年の子どもとも交流をするというものですが、4年生と5年生あわせて8人の比屋定校(6年生はゼロ)ではちょっと違います。活動は、8人全員でする。手のあいている先生もこぞって参加する。年間を通して、いろいろな活動をする、という形です。1学期には料理クラブが開催されました。講師は校長先生で、メニューはピザ風ガレット(千切りにしたジャガイモを焼いたもの)とフルーツゼリーでした。 2学期最初のクラブはなんと釣りクラブです。予定では7月だったのですが、潮が悪かったので延期になったのです。ビニールプールでおもちゃの魚を釣るなんて、そんなちゃちなものじゃない。海まで出かけます。車で約15分、真泊(まどまり)港。どの子もみんな、マイ釣竿にマイリール、マイおもりにマイえさ、その他私にはわからないけど、マイ部品の数々。さっすが、島の子。私がそう口にしたら、「海人(うみんちゅ)ですから」ときたもんだ。山の上に住んでいてもちゃんと海とはつながっているんだね。 子どもたちは「見釣り」と言っていますが、なんといっても水がきれいだから、えさに魚たちが寄ってきたか、えさに食いついたかどうかが上から見えるんです。これは、見ているだけでも楽しいです。 本日の釣果です。手伝いに来てくれた保護者もびっくりの大漁です。ぶち模様の魚がミーバイ(ハタ科の魚)、煮ても焼いても刺身でも、もちろんから揚げでも、とってもおいしい魚です。と…

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