ゆんたく名古屋場所

ゆんたくというのは、沖縄の言葉で、おしゃべりのことです。私が名古屋で過ごす最後の週末、長男とその友達が、私のためにお別れ会を開いてくれることになりました。自宅でたこ焼きパーティーです。作りながらしゃべりながら食べながら、別れを惜しんでくれるんですって。まさに、ゆんたくです。なかなか忙しい会だよね(笑)。 このお友達は長男の親友なんですって。互いに結婚しても、高校以来の付き合いが続いているのは大したものです。沖縄なら模合があるけど、そういうシステムのない名古屋では、よほど意識的に付き合いを続けないと、そうはいかない。いつの間にか立ち消えになってしまう。 この人、バヌアツ以来、私のブログをずっと読んでいてくれるんですよ。とっても熱心な読者で、バヌアツのこともいろいろと質問を受けたりします。長男ときたら、母さん生きてるかなーと確認するためにちらっとタイトルを見るくらい、次男に至っては「おれ、興味ないから」と完全無視、息子たちと比べて、なんとありがたい存在であることか。私がバヌアツにいる間は、長男とこの人でロードスターのお世話をしていてくれたし。おかげでロードスターは、何度かの廃車の危機を乗り越え、いまだ現役、従妹が乗っていてくれます。 今回の私の帰省にあたっても、ビーフシチューをいちばん喜んでくれたのはこの人。ろくろくブログを読んでいない長男に向かって、「おまえなあ、これ、自分のところの牛で、庭で大鍋で煮込んだんだぞ。」と解説してくれたほどです。そこで私も、最後の1袋をこのタコ焼きパーティーに提供…

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久米島直送果物、届く

宅急便の人が、重いから気を付けてくださいねっていうくらいの箱が届きました。あけたら、色鮮やかで、宝箱みたいでした。マンゴとドラゴンフルーツ。黄色のマンゴは、食べるにはまだ早い。ビニール袋に入っているのは規格外のお買い得品。パッションフルーツとパイナップル。パッションフルーツがこんなに大きくなるとは知らなかった。バヌアツでも見たことないよ。友達のうちになっていたんですって。表面がしわしわになってきたら食べごろです。 123全沖縄県民のソールフード、ランチョンミート(ポーク缶)とハッシュコンビーフ。 ほかにも、コーレグース(島唐辛子の泡盛漬け)や島唐辛子の粉もあった。箱が大きいから、何を入れようか困ったんだって。ゴーヤ、きのう買わなくてよかった。今夜のご飯は、ナーベラーとコンビーフの味噌煮かな。 電話したらいろいろと指示が出た。ゴーヤは半分に割って、わたをとってから新聞紙で包んで冷蔵保存、ナーベラーは皮が黒くなる前にむかないとむけなくなるからすぐにむくこと、だって。大きなパイナップルをまた別に送るよ、だって。 大型台風9号が来るから、牛舎と家と、その対策で忙しいんだって。あんたが帰ってきた時には、木の葉っぱは全部飛んでしまってないよ、だって。学校のみんなもばたばたしているだろうなあ。うちのベランダに、植物の鉢とサンダルが出しっぱなしなんだけど、心配。 ほんとうは真泊港のセリで、飲み友達の海人(うみんちゅ。漁師のこと)に落としてもらったとかいうミーバイ(ハタ)が先に届くはずだったんだけど、私が…

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夏か終わるの、早すぎ

6月に本島で買い物して以来かな、久しぶりの買い物です。1年分の夏服を買おうと張り切ってきたのに、なんとお店はすっかり秋模様。肩透かしを食らった気分です。7月中なら大丈夫だろうと思ったのに。そして8月、最初の週末が終わったらもう半額だけど、これといって気に入ったものもなく、結局秋物を買う羽目になるのでした。久米島は、年中夏物でもいけちゃうくらいなんだけどね。 島へ持っていくものを整理していて、バヌアツで作ったフィジー風の服があるのに気づきました。バヌアツとフィジーは近いから(ニューカレドニアもだけど)、留学や出稼ぎなど人の交流も多く、バヌアツにいながらにして、フィジー人の仕立て屋さんに作ってもらえるんだけど、フィジーのスタイルはとにかくボディコンシャス、パーフェクトフィッティングというのが最大の褒め言葉だからね、今となってはとても着られません。あーあ、細かった私…縫製も荒っぽいなんて通りこしてひどいものだけど、この華やかな色柄、2度と手に入らないと思うと捨てるに忍びなく、ダーツを全部ほどいたら、3,4センチくらいは大きくなったかな。あと3キロ体重を落としたら着られると思うんだけど。未練がましく、島へ持っていくことにします。おまけ その1。ある日の朝ご飯。肉みそおかゆ。みそはもちろん、赤みそ。豆板醤かコーレグースがあれば、もっとピリッとひきしまったんだけどね。朝からしつこいとか文句言われるかと思ったけど、さらっと食べてくれました。 サンドイッチは3種類、卵たっぷりのポテトサラダ、ハムとカマンベール…

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島くとぅば(言葉)の優しさに包まれて

最近、「ゆたむに」という言葉を知りました。独り言という意味だそうです。「ゆた」は奄美・沖縄地方のシャーマンのことです。神の憑代として語る時の様子が独り言を言っているみたいということのようです。「朝比奈さん、またゆたむにしてる。」というふうに使います。1人暮らしだと、ゆたむにすることが増えるみたい。 体調を崩して、三線のおけいこを休みました。その連絡をしたら、三線の先生が心配してくれました。標準語の混じった島言葉だから、私には理解はできても再現はできないんだけれど、先生の言葉がとても柔らかで優しくて、心細い時だっただけに身に沁みました。学校の先生たちの話し方もそうです。声は小さめのうえ、語尾が「しましょうね」「あげましょうね」ですから。それからやたらと「大丈夫ですか」と聞かれます。私ってそんなに不安がられているのかなあと思っていましたが、軽い確認の意味でつかわれるらしい。もっとくだけた言い方だと「大丈夫ね?」となります。聞き返したりするときには「なにね?」となります。? はつけましたが、語尾が上がるわけではありません。むしろ下がるくらいです。好きだな、こういうやりとり。 もちろん優しいばかりじゃないんだけどね。「食べれ」「見れ」「投げれ」というふうに、動詞の命令形がe段でおわるんですよ。「やらす」「させる」などの使役の表現も、強すぎて怖いくらい。実際には「やってもらおう」「してもらおう」くらいの程度の強さのようですが。優しい言い方はすぐに身に付いて私も使えるようになったけど、命令と使役につい…

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スリランカ編のおまけ

JICAのホームページをチェックしていたら、「2019春募集のスリランカ国派遣取りやめ」のニュースが載っていました。理由は、4/21の爆弾テロ事件を受けて、今後の治安状況が不透明であること、だそうです。6/6の日付だったから、2次試験の面接直前です。ギリギリまで派遣の可否を検討したということなのでしょう。42件の派遣要請が水の泡と消えてしまったことになります。1次試験に合格した人たちは喜んでいたろうに、お気の毒ではありますが。 現在派遣されている人たちの帰国にまでは至っていないようですが、私の任期中でもバングラデシュで全員引き揚げがありました。チュニジアで同様の出来事に巻き込まれた人は、1週間後には出国という指示を受け、身辺整理に追われてきりきり舞いだったそうです。バヌアツでは、夜間外出禁止令は出たけど戒厳令までは出なかったし、やはり平和な国だったのでしょう。それにひきかえ今度行くかもしれない国ジャマイカは、乗り合いタクシーは危険だから、移動には自分で車を運転しろとか、なかなかなかなか・・・です。でも中米の国々はみんな似たりよったりなんじゃないかな。その分JICAのセキュリティ対策がしっかりしていて、必要ならば活動場所まで door to door で送り届けてくれるという情報もあるので、行くかもしれない国ではなく、行けるかもしれない国と言い直します。 本題に戻ります。スリランカ旅行でのこぼれ話ならぬこぼれ写真、ばらばらっと載せますね。まずは初日、バンコクで仮眠したホテルで渡された封筒。中に入…

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Keisho Art Exihibition

スリランカで、ガーミニさんといろいろ話したんだけど、その中で子どもたちの絵の展覧会の話が出ました。ガーミニさんはここ数年、スリランカの各地や日本で、スリランカの子どもたちの絵の展示会を行っているのだそうです。この6月下旬には京都で行われるし、9月にはスリランカの地方都市で開かれます。首都のコロンボで開くのはあまり意味がない、それよりも、いろいろと刺激の少ない地方に住む子どもたちにこそ、開かれた広い世界への可能性を届けたい、という話でした。 さて展覧会ですが、1回開催するのに、だいたい10万円ほどかかるんですって。ガーミニさんが1人で負担するのは大変なので、友人から寄付を募ったりしているんだけど、日本にもだれか賛同してくれる人がいないだろうか、という話でした。金額的には、日本人なら1口3万円、ですって。じゃあ私が、とその場で即決しました。スポンサーとして、会場にちゃんと名前を出してね、メッセージも出してくれるかしら、なんて言ったら、すべてOK、われながら、なんでそんな(今から思えば)めんどくさいことを言い出したものかと思うのですが、その時は、ただ黙ってお金を出せばいいというのは不遜だと思ったんだよね。だって、スリランカの子どもたちに日本からあなたたちを見ている人がいるよと伝えること、激励のメッセージを送ること、つまり、子どもたちにとって、自分がどこかの誰かとつながっていると思えることは大切だし、いいことなんじゃないのかな? と思ったので。 ガーミニさんいわく、子どもたちの笑顔からはパワーがもらえ…

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