バイクをめぐるちょっといい話

スリランカの話はまだまだいっぱいあるんだけれど、ちょっと休憩して、久米島での話。といってもずいぶん古い話になってしまうけど。 分散会の夜、集合場所の町中にある公園で待っていたら、masa56さんがバイクにのせられてやってきました。黒のごっついバイクだったよ。運転していたのは孫で、高校生のmomoちゃん。ちゃんと早く帰ってくるんだよ、飲みすぎはダメだよときつく言い渡されて、さすがのmasa56さんもたじたじ、小さい声でありがとうね、と言うのがやっと。でもね、あとからこんなことを言っていました。親に頼らず、1人でバイトしてからに、30万で買ったのさって。momoちゃんはね、ずっとバーデハウスでアルバイトをしていたんだよ。バーデハウスは比屋定からは遠いから、家族の誰かが送迎しないといけないけど、でもそれは、比屋定にいたらバイトでなくてもなんでも誰かの送迎は必要だからね。4人兄妹のmomoちゃん、笑顔のすてきな健康美人だけど、たくましいよ。masa56さんの婿にあたるお父さんが早くに亡くなったので、masa56さんもいつも、孫を大学行かさんとならんからお手伝いしないとよ、と言っています。飲むのが大好きなはずなのに、2次会はパスして帰って行ったよ。明日もキビを倒さんといかんからって(サトウキビを刈ること)。さとうきび収穫のシーズンも、あと2週間くらいだから、追込みだよ。たげーに(お互い)結びついて助け合って、でももたれあいはしない。 同じく公園の片隅で、数人の男の子たちがたむろしている。ちらっと見ると、…

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気分はスターウォーズ

買いものなどで山を下りる時、島の周回道路をどちら周りで降りるか、それが問題です。図書室と三線のおけいことと、それ以外の時には時計回りで降ります。観光パンフレットでも推奨の道です。てぃーだ橋とつむぎ橋は高架橋なので、山を抜けて橋の上にかかった途端、ぱあっと目の前に大海原が広がります。サンゴ礁にあたる白波もグラディエーションの海の色も、です。ジェットコースターに乗って、そのまま海に飛び込んでいこう、という感じ。橋のたもとには、フクギの防風林にかこまれた真謝(まじゃ)の集落が広がるし。実に琉球らしい風景です。 昼間はこの道を下るのがいいのですが、夜は逆です。絶対に登る方がいい。私は勝手に「スターウォーズの道」と呼んでいます。なんのことかと思ったでしょ。映画スターウォーズのシリーズはどれも、最初と最後が宇宙をバックにテロップが流れるじゃないですか。まさにあんな感じ。そして2つの橋を渡り終えると今度は、遠くに阿嘉や比屋定の集落の灯りが見えてくるのです。この気持ち、久米島へ来てからの私は、時々、バーデハウスからの帰りに味わっています。バーデハウスの夜景。バーデハウス、私は町民割引の5時から会員なのですが、夏が過ぎて日暮れが早くなったので、ベランダのジャグジーで、暮れなずむ山や海をぼおっと見ているのは、本当に極楽。 暮れてしまったのを見届けたら、室内に戻って水中ウォーキングです。ただ歩いているのは退屈なので、三線で習った曲を全部、勝手にマーチに編曲して、口ずさみながら歩いていると、あっという間に30分は過ぎ…

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夏休みを締めくくらないと

夏鳥アカショウビンの鳴き声が、あまり聞こえなくなりました。朝夕、うるさいほどだったのに。同じく夏鳥、テッペンカケタカのホトドギスは聞こえてこないなあ。もう行っちゃったのかなあ。かわりに、ウグイスの声がもどってきた感じです。ウグイスは留鳥だから。鳥の声を聴きながら、季節の移り変わりを知るような生活を送ることになるとは、夢にも思いませんでしたが。そんなわけで夏も終わりに近づいたかなと思って、夏休みのしめくくりをしないと、と思った。 今年の夏休み、なんだかあんまり遊んだ気がしない。なぜかなーと考えてみたんだけど、旅行に行っていないんだよね。名古屋へ行ったのはあれは帰省だし。名古屋の実家? と比屋定の家と、これ以外の所へ泊っていないんだよね。あ、那覇には1泊したけれど、あれは飛行機が遅れて不可抗力だし。これって、私の夏休みパターンとしてはあり得ないことです。まあ退職して、毎日が夏休みみたいなものだろうと言われればそれまでですが。 隣りの渡名喜島行きは、2度挑戦して2度ともダメでした。夏休みは宿も結構こんでいて(なにせ絶対数が少ないし)、やっととれた日にはフェリーが出ない。息子たちが遊びに来た時もずっと雨だったし、今日も海遊び兼用でバーデハウスへ行こうかなと思っていたら、86mm/hという猛烈な雨、風も唸っています。 いずれにしろ、台風に振り回される季節に遊びに行こうというのは、なかなか難しいことだとやっと納得というか、あきらめがつきました。 おまけ。この夏休みに大好きになった食べ物。ジューシー。沖…

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臨海学校

1泊2日です。5年生の子どもたち7人が出かけました。隣りの島(奥武島。橋で続いています。)のキャンプ場です。バーデハウスの隣です。一般のキャンプ場なので、食料はもちろん、道具や燃料など、何もかも学校からの持ち込みです。テントと飯盒は教育委員会から、カヤックと講師は観光協会から、ライフジャケットはホタル館から借りてきます。カヤックを運ぶトラックも保護者のものです。 これは出発式の様子。1年生から5年生まで(今年は6年生はいません)、全校児童14人。 さて車で20分足らず、キャンプ場に到着した5年生は、自分たちでテントを立てて、カヤックを体験した後は追い込み漁も。これも島の漁師さんたちが準備してくれます。あらかじめ仕掛けておいた網の中に、子どもたちが魚を追い込んでいくのです。海中を歩いて、です。 その後は、飯盒炊さん。ここからは、6時間目が終わった後の1年生から4年生も参加します。近いから、こんなこともできます。食材は、漁で捕まえた魚。といってもこの日は不漁だったので、漁師さんからいただいたトビウオが中心。教えてもらいながら、子どもたちがさばきました。バーベキューはお父さんたちの担当です。仕事の合間をぬって、または休んでの参加です。比屋定のお父さんたちは、海でも山でもまかせとけ、です。シェフもいるしね。今回も、ボラと刺身のあらで、おいしいマース煮(塩味の潮汁)を作ってくれました。ほんと、何を食べてもおいしかった。おいしすぎて、写真を撮っていられなかった・・・ キャンプファイヤーを楽しんだ後、解…

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月桃

島のみんなが身近で花を育てたがっている、自分の家や周囲を花で埋め尽くしたがっている気がします。これからは暑くなりすぎるので、アカバナーとよばれるハイビスカス一辺倒になってしまうのですが、私が来た5月、比屋定の野山にはどこもかしこも野生の鉄砲百合が咲き乱れていました。 私も、家の中にも自分専用の花がほしくて島に1軒の花屋さんに行ってみましたが、そこで扱っているのは本島や本土の花市でセリに出るものばかり、久米島産のものではありませんでした。ここの人たちにとって、花は買うものではなく育てるものなのだなあと思ったものです。 垣根がわりか、屋敷によく植えられているのは月桃です。ゲットウ、と読みます。こちらの言葉ではサンニン、久米島紬の糸を染めたり、バーデハウスのサウナにも使われたりしています。ショウガ科の背の高い花です。 この花の名を題名にした歌があります。平和を願う歌で、6月23日の慰霊の日によく歌われます。これが、まったく押しつけがましくないのに、3拍子に心を揺すぶられるのか、長調なのに歌っているうちに自然にもの悲しくなってくるんですよねえ。映画の主題歌らしいのですが。久米島へ来て初めて知って、そして好きになった歌です。ピアノの伴奏もシンプルでよいのですが、三線をつまびきながら歌えるようになりたい歌です。

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温泉もあります

銭湯とか温泉というと、ちょっと雰囲気がちがう。だってここにあるのは、バーデ・ハウスだから。写真は2枚とも、ホームページからです。天気がいいと、海と空がこんなふうにつながるんだね。 写真は運動用の屋内プールなので、水着着用です。このほかに、裸で入る露天風呂もあります。中味はどれも海洋深層水(温めてあります)ですから、少ししょっぱい。ひっかき傷のある人には、ちょっとしみる。水(お湯というべきか?)から出た後、体にべたべたした感じはあまり残りません。 次回入る時は、私も町民割引が使える!

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