トゥシヌユールとソーグヮチ

久米島では、旧暦の行事がけっこう残っているようです。だから、正月は3回あります。新暦の正月と旧正月と、後生の正月です。農業や漁業は旧暦との関連が強いので、本島でも漁業の盛んな糸満や、久米島をはじめ離島では旧暦での習慣が残っているそうです。 トゥシヌユールは年の夜、つまり大晦日、今年は2月4日でした。Aコープの広告にはごちそう用食材の写真が踊っていました。ごちそうの内容はお盆の時と同じような感じでした。年越しそばは、沖縄そばのソーキそばです。ソーキとは、あばら骨つきの豚肉です。ところによっては、門松として背の高い笹を飾ったり、大漁旗を飾ったりするそうです。 2月5日は旧正月(ソーグヮチ)、学校では特別なことはいないものの、給食がお祝いメニューでした。内地の正月は餅正月、沖縄の正月は豚正月と言われるように、豚肉を使ったごちそうで、クープイリチー(昆布の炒めもの)、中味汁、赤米黒米入りの五穀ごはん、紅芋のゴマ団子です。そうそう、同僚が、法事だか葬式だかの日に、お惣菜用にクープイリチーを買って帰ったら、こんな日になぜめでたいものを買ってくるのかと叱られたことがあったとか言っていました。 おまけ。食べ物関連、とうことで。缶詰のポークビーンズと、缶詰のカットトマトと、学校畑の大根とにんじんを煮てみました。和風チリカーンといったところかな。生のニンジンの葉は飾りのつもりでしたが、なんのことはない、全部食べてしまいました。こちらではアメリカ風生活の影響で、いろいろな缶詰が売られていますが、どれもそのままでは…

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山里ゆんたくでお買いもの

毎週2,3回は立ち寄るので、すっかり常連さん扱いです。今回はミニトマトの苗を買いに行ったのですが、こんな箱に入れてくれました。牛乳パックではありません。1回り大きい久米島の久米仙、泡盛1.8リットルのパックです。ゆんたくかあさん(ここではスタッフのことをそう呼んでいます)いわく、「のんべぇがいるもんだからねえ、使ってみようかと思って。」このリサイクルパック、私も捨てずに、園芸道具として使うことにしました。ミニトマトの苗、1つ60円、産業祭りより安かった。すくっと伸びて元気そうだし、すでに花もついているし、名古屋なら200円くらいはするんじゃない?もっともこの時期ではまだ売ってさえいないだろうけれど。食べるのが楽しみです。入口の外にこんな鉢を発見。小袋に入れた肥料までついています。左が絹さやえんどう、右(切れているけど)がいんげんの鉢仕立てです。どちらも1000円。生産者が値段をつけるシステムだから。私が思わず、絹さやえんどう1000円分なんて、元がとれるかしら、とつぶやくと、ゆんたくかあさんの答えも、「私(生産者に)もそう言ったんですよ、そしたらね、育てる楽しみ代ですって。」うーん、楽しい発想で、つい値段を聞きたくなるんだけれど、どうなんだろう。だって育てて楽しむなんて町暮らしの人の考えることで、ここではみんなが畑で育てているじゃないですか。それにしても、鉢仕立てにするのが菊やアサガオではなく、野菜、というところがいいですね。ある日の山里ゆんたくでのお買い物品、しめて840円。この大根、皮をむく時…

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豊穣の冬

12月になったというのに、最高気温は28.9度、蒸し暑いわ蚊は飛ぶわで、クーラーのお世話になるほどです。家に帰ったらまずビール、風呂上りにはアイスクリーム、です。さすがにこれは、異常のようです。 学校の畑、なんでも野菜コーナーが菜っ葉でいっぱいになりました。子どもたちが、鬼はー外、と豆まきのように種を投げた畑です。もう間引きなんて無理、といいたいほどびっしりと野菜が生えています。色の薄いのがサントウサイ、緑がコマツナ、ときどきこぼれ種のゴーヤが顔を出しています。畑の先生masa56さんから、もうぜんぶとってしまえという指令が出ました。早く採れば、また次のが蒔けるでしょ、ですって。はいはい喜んで、です。1回や2回ではとても採りきれませんが。 サントウサイは、名古屋では見かけない野菜です。玉を結ばない白菜なのだそうです。柔らかくて生でも食べられますが、傷つきやすいので売り物にするのはなかなか難しいのでしょう。おひたし、豆腐と菜っ葉とどっちが多いかというくらいのゆし豆腐、炒めもの、スパゲッティ、豚肉と酒蒸し・・・ここのところ、毎日のように食べていますが、甘いしふっくらしているし、まったく飽きません。 我が家の駐車場の隣の畑。停まっているのは私の車です。masa56さんが草を刈ってくれたばかりなので、すっきりしています。山の懐に抱かれて暮らしているという感じが伝わるでしょう。この畑の野菜、みんな自家用だそうです。作業をしている人と立ち話。大根は切干にするんだけど、無農薬で葉が虫食いになっ…

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野菜パラダイスがやってくる

今シーズン最後の台風の後に蒔かれた野菜が、次々と店頭に並ぶようになりました。これは、チンゲンサイ。都会のスーパーに売っている物とはずいぶん違うでしょ?無農薬だから虫食いだらけ、青虫までおまけについてきたよ。それでも(それだから、か?)、おいしい。 分葱(わけぎ)。根っこ付きで売っているのを見た途端、子どもの頃の記憶がよみがえりました。庭に植えてあるねぎ、上の方だけとって食べるから、知らぬ間にまた伸びてくるんですよね。上の方を切って水につけておいたら、数日のうちにまた伸びてきました。もう1回くらい切ったら、土に植えてみようと思います。 ながーい畑の一角に、子どもたちがばらまいた場所も、この通り。「いろどりやさい」なんて、名前もステキ。ところどころにゴーヤの芽が混ざっているのはご愛嬌。耕す前は、ここは大きなゴーヤ畑でしたから。学校では芽が出たよと喜んでいるけれど、宿舎の隣の畑はこれこの通り。間引きも終わって立派な大根畑です。こんなにたくさんの大根が島のあちこちで作られているんだけれど、全部、私も含めて島人(しまんちゅ)の胃袋に入ってしまうのだろうか。すごいことだなあ。

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ゼロトレ

ゼロトレというものがあることを最近知りました。多分、トレーニングゼロ、という意味なのでしょう。寝ているだけで…というのがうたい文句のようです。確かにトレーニングというものではないですが、寝ているだけでもない。ストレッチ+呼吸法ですね、これは。 名古屋で暮らしているときにはかれこれ20年近く、ずっとスポーツクラブに通っていました。その中で似たような動きはずーっとやっていたなあ、と思って。だから、効果とか気持ちの良さは実感としてよくわかる。クラブではなんの補助具もなしにやっていたけれど、ゼロトレではバスタオル3枚など、ちょっとしたものを使って、より簡単に、より効果的にできるようになっているようです。呼吸法は、腹式呼吸に似ています。これはもう、やるしかないなと思いつつ、思い出したようにやるだけで、続いていないんだけど。うちにはバスタオルが2枚しかないから、まずは3枚目を買わなくっちゃ。 沖縄では、慢性成人病が大人にも子どもにも広がっているのだそうです。ずーっと農業をやっているおじいやおばあは健康なんだけど、そのあとの世代、中年がだめみたい。生活全般(特に食生活)が便利になって、それに毒されたんだね、きっと。とにかく、歩かない。50m先でも車で行く。暑いから、というのは分かるけど、そうでない季節にも。子どもの通学も、近くても保護者が車で送り迎えするらしい。だから学校が子どもに徒歩通学をさせるよう親に呼びかけて、そうしたら子どもたちの健康によい影響が出たというような記事が新聞にも載ります。幸い比屋定校の…

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畑にジャガイモを植えました

ながーい畑に、子どもたちがジャガイモを植えました。どれくらい長いかというと、普通教室7つ分です。植えた野菜は玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンをはじめ、(これだけでカレーパーティーができる)大根、インゲン、ホウレンソウ、小松菜、春菊。まだほかにもあった気がする。こんなに景気よく蒔いたら、間引きするのも大変だよ。そして冬中、野菜は買わなくてもいいかも。玉ねぎの赤ちゃん。こんなに小さいんだね。いちばん楽しかったのは、この正方形の畑。いろんな種をもらった子どもたちが一斉に「鬼は―そとー」の要領でばらまきました。いったい何が出てくるのか、できるまでわからない。遊び心たっぷりの畑です。MASA56さんのまとめの一言。野菜は、自分で作って食べるんだよ。無農薬で安心でおいしいでしょ。野菜を作るにはね、頭を使うんだよ。なんといってもお天気との勝負だからね。日曜日に調子にのって、大都市の人たちかどれほど野菜作りにあこがれているか、でもそれがどれほど難しいことかを力説しておきました。 おまけ。とれたてのクレソン。1・2年生の子どもたちが、秋を見つけに学区の方の山に入ってもらって来てくれました。まずは生で白和えにしました。島豆腐は固いからちょうどいいよ。それから、刺身と一緒にわさび醤油でいただきました。あと、軽くゆでて縮緬じゃこと一緒に食べます。最後は炒めものかな。

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