映画「洗骨」

映画「洗骨」、奥田瑛二主演、沖縄で先行上映されています。隣りの粟国島(あぐにじま)が舞台です。隣りといっても、直接の船の便はないので、いったん那覇に出て、そこからまたフェリーに乗ることになりますが。粟国島には飛行場はあるけど、定期便はありません。[ここに地図が表示されます]名古屋で退職した時に、どこの南の島へ行こうかいろいろ探したとき、この粟国島にも行き当たりました。ただホームページを見たときに、町として移住のお世話はしていません、というようなことが書いてあったので、その時点で候補から外しましたけど。以前、涙石とのろし台のことを書きましたよね。 予告編を見ただけですが、海が広がる様子、家の中、お墓、そして何よりも、空気感が久米島とおんなじです。人口は久米島の10分の1弱、きっと自然豊かな、きゅぅっと久米島を小さくしたような感じなのかな。洗骨については、ちょっと違うよなと思うところもありますが、私の知識もいい加減なものだし、土地によっていろいろと違うのだろうし、映画ですからショウアップも必要だろうし、まあそういうことなのでしょう。 そういえば石垣島へいく飛行機に乗り遅れて那覇でふらふらしていた時に、「こんなはずではなかった・・・」というポスターを見かけました。那覇へ移住してきたものの、人があふれる町でしぜんが感じられない、どうしたものかと思っている人に、第2の移住を勧めていました。その点私は、バヌアツで暮らした前歴があるから間違わなかったけど。那覇では名古屋にいるのと同じだって、ちゃんとわかって…

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名古屋で正月休み中

名古屋では、水仕事がつらいですね。久米島では、畑からとってきた野菜を洗ったり、食器を洗ったり、室内どころか外で水を使っていても、ちっとも気になりませんでした。冷たいなんて思ったこともないから、お湯を使おうとも思わなかった。気温が10℃違うというのは、こういうことなんですね。 名古屋でやっていたこと、いろいろ。① みそ煮込み。 帰ったその日に食べました。② 映画「ボヘミアン・ラプソディ」 意外にも、息子に誘われました。もちろん誘われなくても行くつもりだったけど。 フレディって、ほんと、すごいわ。③ スーパー銭湯 海洋深層水で浮遊するのもいいけど、やっぱり裸で入るお風呂は、いい。④ 庭いじり オリーブの木が1本倒れかかっていました。台風のせいだと思います。 浮きあがって地面に出てしまっている根もありましたが、 幸い枯れてはいなかったので、急いで補強しておきました。 ローズマリーがメドゥサの髪の毛のようにのた打ち回っているのにびっくり。 刈って刈って、刈りまくりました。⑤ ピアノ 石垣で遊んでいたり、なんやかやで10日も弾いていないと、悲しくなるほどひどい。 こうなると、三線の方も心配です。  なんの予定もなかった名古屋帰省ですが、それなりに充実していました。そしてそろそろおしまいです。久米島でお世話になっている人たちへのお土産は、味噌煮込みうどんです。1月2月の久米島は風が強くて寒いと脅されて? 冬の服がいっぱい、新刊本を数冊もらったりで(読み終わったら、島の図書室へ寄贈すればいいんだって)、帰り…

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気分はスターウォーズ

買いものなどで山を下りる時、島の周回道路をどちら周りで降りるか、それが問題です。図書室と三線のおけいことと、それ以外の時には時計回りで降ります。観光パンフレットでも推奨の道です。てぃーだ橋とつむぎ橋は高架橋なので、山を抜けて橋の上にかかった途端、ぱあっと目の前に大海原が広がります。サンゴ礁にあたる白波もグラディエーションの海の色も、です。ジェットコースターに乗って、そのまま海に飛び込んでいこう、という感じ。橋のたもとには、フクギの防風林にかこまれた真謝(まじゃ)の集落が広がるし。実に琉球らしい風景です。 昼間はこの道を下るのがいいのですが、夜は逆です。絶対に登る方がいい。私は勝手に「スターウォーズの道」と呼んでいます。なんのことかと思ったでしょ。映画スターウォーズのシリーズはどれも、最初と最後が宇宙をバックにテロップが流れるじゃないですか。まさにあんな感じ。そして2つの橋を渡り終えると今度は、遠くに阿嘉や比屋定の集落の灯りが見えてくるのです。この気持ち、久米島へ来てからの私は、時々、バーデハウスからの帰りに味わっています。バーデハウスの夜景。バーデハウス、私は町民割引の5時から会員なのですが、夏が過ぎて日暮れが早くなったので、ベランダのジャグジーで、暮れなずむ山や海をぼおっと見ているのは、本当に極楽。 暮れてしまったのを見届けたら、室内に戻って水中ウォーキングです。ただ歩いているのは退屈なので、三線で習った曲を全部、勝手にマーチに編曲して、口ずさみながら歩いていると、あっという間に30分は過ぎ…

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月桃

島のみんなが身近で花を育てたがっている、自分の家や周囲を花で埋め尽くしたがっている気がします。これからは暑くなりすぎるので、アカバナーとよばれるハイビスカス一辺倒になってしまうのですが、私が来た5月、比屋定の野山にはどこもかしこも野生の鉄砲百合が咲き乱れていました。 私も、家の中にも自分専用の花がほしくて島に1軒の花屋さんに行ってみましたが、そこで扱っているのは本島や本土の花市でセリに出るものばかり、久米島産のものではありませんでした。ここの人たちにとって、花は買うものではなく育てるものなのだなあと思ったものです。 垣根がわりか、屋敷によく植えられているのは月桃です。ゲットウ、と読みます。こちらの言葉ではサンニン、久米島紬の糸を染めたり、バーデハウスのサウナにも使われたりしています。ショウガ科の背の高い花です。 この花の名を題名にした歌があります。平和を願う歌で、6月23日の慰霊の日によく歌われます。これが、まったく押しつけがましくないのに、3拍子に心を揺すぶられるのか、長調なのに歌っているうちに自然にもの悲しくなってくるんですよねえ。映画の主題歌らしいのですが。久米島へ来て初めて知って、そして好きになった歌です。ピアノの伴奏もシンプルでよいのですが、三線をつまびきながら歌えるようになりたい歌です。

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