久米島の黒さーたー(黒糖)

久米島産、昔ながらの手作り純黒糖(向かって左)。おやつ村に売っています。ほのかな緑色がかかった茶色、噛まなくても舌でつぶせる柔らかさです。1かけら口にしただけで、右側の加工黒糖との違いが分かります。値段もずいぶん違うよ。純黒糖は加工黒糖の約7倍です。 職業人講話として、このお店のお嫁さんが学校へやってきて、興味深い話をしてくれました。黒糖づくりの始まりは、放棄されたサトウキビを見たおじいが、もったいない、なんとかしたいと思ったこと。以来イベント等の折に出品していましたが評判がよく、たまたま宮古島で搾り機を見つけたことから、商品化が進んだそうです。お嫁さん曰く、伝統的なモノづくりの他にも大切にしていることがあるんですって。それは、お店に来るお客さんに久米島の良さを発信することだそうです。久米島はいいところだけれど派手さはない。けれども1回ではなく2回目も来てもらえれば、その人はまずリピーターになってくれるんですって。だから新しくできたお店とか、久米島の新しい情報を伝えることができるように、すごく勉強しているんですって。 職業人としての心構えは当然のことながら、私がいいなと思ったのは、久米島のために何かをしたいと思い、そして実行するということです。黒糖づくりの後継者さえ見つけたんですよ。生活が立ち行かないというのは仕方がないにしても、定年退職後、こんな退屈な所にはいたくない、と島を離れる人もいます。比屋定や宇江城の人たちのように、島を愛して島に生活の根拠を置き続けるだけでも十分だけど、それでは現状…

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久米島の産業祭り、まーさん編

久米島の産業祭りです。豊かな久米島の産物を、みんなで味わって楽しむお祭りです。まーさん、は、おいしいという意味です。 前日に山里ゆんたくに立ち寄って、ゆんたく母さん(山里地区在住のスタッフ)とおしゃべり。会場が結構広いので、見て回るだけでも小1時間はかかるとのことで、とっても楽しみにしていました。 会場のホタルドームに入ってすぐ、目に付いたのは南農園のコーナー。久米島へ移住の下見に来た時、泊まった民宿の人たちのブースです。ローゼル(オクラの仲間)のスパム握り、青色がきれいな蝶豆と牛乳のゼリーを買いました。スパム握りというのは沖縄ならではのファストフードで、普通はランチョンポークと卵焼きが入っているのですが、卵焼きの替りに、ローゼルの赤い花と緑の葉のマリネが入っていました。色も味も爽やかで、写真を撮る間もなく食べてしまいました。 まーさん、というなら、久米島漁協のコーナーは欠かせません。なんと大胆なイカ焼き。上からもバーナーで焼くんですよ。ミジュンのからあげ(右)、モズクとアーサーの天ぷら(左)。各300円、もちろん買いました。ミジュンは、イワシの小さいもの。小さいといっても、先回食べたものよりはかなり大きかったです。おでこちゃんシイラの丸焼き。これは残念ながら、できるまで待てなかった。ぷちぷち海ブドウも買いました。1パック500円、3パックで1000円、1パックしか買わない私は、とっても損をした気分。でも、普段売っているお店をちゃんと聞いておいたから、これでいつでも食べられる。 上里みかん…

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ゼロトレ

ゼロトレというものがあることを最近知りました。多分、トレーニングゼロ、という意味なのでしょう。寝ているだけで…というのがうたい文句のようです。確かにトレーニングというものではないですが、寝ているだけでもない。ストレッチ+呼吸法ですね、これは。 名古屋で暮らしているときにはかれこれ20年近く、ずっとスポーツクラブに通っていました。その中で似たような動きはずーっとやっていたなあ、と思って。だから、効果とか気持ちの良さは実感としてよくわかる。クラブではなんの補助具もなしにやっていたけれど、ゼロトレではバスタオル3枚など、ちょっとしたものを使って、より簡単に、より効果的にできるようになっているようです。呼吸法は、腹式呼吸に似ています。これはもう、やるしかないなと思いつつ、思い出したようにやるだけで、続いていないんだけど。うちにはバスタオルが2枚しかないから、まずは3枚目を買わなくっちゃ。 沖縄では、慢性成人病が大人にも子どもにも広がっているのだそうです。ずーっと農業をやっているおじいやおばあは健康なんだけど、そのあとの世代、中年がだめみたい。生活全般(特に食生活)が便利になって、それに毒されたんだね、きっと。とにかく、歩かない。50m先でも車で行く。暑いから、というのは分かるけど、そうでない季節にも。子どもの通学も、近くても保護者が車で送り迎えするらしい。だから学校が子どもに徒歩通学をさせるよう親に呼びかけて、そうしたら子どもたちの健康によい影響が出たというような記事が新聞にも載ります。幸い比屋定校の…

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沖縄県知事選と台風24号

投票日の1週間前に期日前投票をしてきました。期日前投票をする理由の☑欄があってちょっと困りました。仕事じゃないし、どこかへ行く予定もないし。その他でもいいんですよ、と助け舟を出されてほっとしました。 しいて言えば、ちょっと腹が立っていたんだよね。期日前投票を促して、候補者名を書いた投票用紙の写真を撮らせ、票固めをするなんていう陣営の話がでてきたので。選挙を一体なんだと思っているんだ?! と。私なんて、玉城デニーなんて、なんでこんな名前なんだ?タレントかなんかだったのか?という無知からのスタートで、それでもまじめに新聞読んで考えたんだから。まあ内地から来た人間の大部分と同様、考えるまでもないんだけどね。 その後台風24号の襲来と投票日が重なりそうだということで、毎日のように防災無線で期日前投票が促されるようになりました。前々日の金曜の午後には「台風の影響で、明日は期日前投票はできません。 当日投票できない方は本日中に済ませましょう。」とまで言われていましたよ。学校が午前中でおしまいになった状況で投票に来いというのも、どんなものか。近くならともかく、うちの集落から島に1か所しかない期日前投票所までは7キロはあるんだから。 あ、そうそう、沖縄は投票率高いから、 名古屋の教員組合みたいに投票済み証を集めるなんてしばりはないよ。気を利かしたつもりでもらっていったら、学校では、はあ? なんのこと? 扱いをされてしまいました。まあおまけにパンジーの種がついていたからいいんだけど。 今回の台風24号チャー…

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後日談、いろいろ

① 「久米島マラソンに出よう!」 久米島マラソンのエントリー締め切りが迫り、 ちょっとみんなが浮足立ってきました。 島内の宿泊施設も、前日・当日は満員のようです。 うちの学校でもいちばん短い5kmにみんなで出ようじゃないか、と。 校長が今年で転勤となるので、その記念にというわけです。 けれどもそれは表向きで、実は裏があるのです。 いろいろなからみで、教員をはじめとする公務員は 当日運営スタッフとして駆り出されることになるんだって。 選手登録したからと言えば、スムーズに免れることができるというわけです。 スタッフとなると1日拘束されるけれど、 5kmの選手ならばせいぜい午前中だからね。 参加費を払ってもその方がいいということらしい。 走る? と誘われた私は、「通訳ボランティアする」で切り抜けられました。 誘われたのはうれしいけど走るのは嫌な私です。  2017年は台風で中止になりましたが、これが参加者がもらった記念Tシャツです。 うちの学校では、3人が時々着ています。 ガサシワカチャラというのは、久米島歴史上の英雄です。 ボランティアでももらえるかな。② 「教員住宅を開放せよ!」 「くめじま議会だより」が各戸配布されました。「町政のここを問う」という内容です。  問「教員宿舎の空き部屋活用は」答「必要な手続きを踏めば可能」だって。  69戸中の6戸が空いているそうです。  空いている6戸のうちの3戸がうちの校区だよ。  やっぱり田舎は嫌われるんだね。  田舎といったって車があればどうってことないん…

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聞いてびっくり、ドラゴンフルーツの話

毎度おなじみ、山里ゆんたく、かけられる声がいつのまにか「ありがとうございます」から「いつもありがとうございます」に変わった私です(笑)。週に2,3回はのぞいているからね。 先日何の気なしに「今日はドラゴンフルーツがないね」とつぶやいたら、店の人が面白い話を教えてくれました。ドラゴンフルーツの花は、毎月1日と15日あたりにしか咲かないのだそうです。つまり、新月と満月の日ということかな。花が咲いた後に実がなるから、半月に1度、店頭にどどっと並び、あとの時期は売っていないということ。 月下美人みたいだなと思ってちょっと調べてみたら、月下美人もドラゴンフルーツもサボテンの仲間、ともに一夜だけ開花するらしい。そして月下美人には観賞用と食用とがあって、月下美人の実はドラゴンフルーツよりもかなり楕円形です。 もしかしたら知らないうちに今シーズンは終わっているんじゃないか?と不安でした。だから、山里ゆんたくのフェイスブックにドラゴンフルーツの写真を見たときにはもう狂喜です。幸い次の日は三線のレッスンで山を下りるから、いつもなら帰りがけにのぞくんだけど、この日は行きにのぞいたのに、残念、売り切れでした。「明日の朝には入るよ。」「でも次は週末しか来られないの。」「週末でも大丈夫だと思うよ。」というわけで、また挑戦します。写真は、比屋定の散歩で見つけたドラゴンフルーツ。小さくて摘み取られなかったのか、虫に食われるままになっていました。ちょっとした騒ぎの末に買えたのがこれです。大きいよ。1つが、私のげんこつ2つ分く…

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