中学校へ、英語の授業を見に行きました

中学校ブロック(中学校1校と小学校3校)というのがあって、その中で研修会がありました。中学校といっても各学年1学級、特別支援学級も合わせて合計4学級という規模です。島には中学校がもう1つありますが、そちらも同じような規模です。島の4中学校を統合する時に1校にできなかったんですね。公式には確か、1校にするには新たに大きな学校を建てないといけないが、そのための敷地と予算がないという理由だったはずです。現在はというと、維持管理費など、むしろ1校にしなかったつけがのしかかっているという感じなのではないでしょうか。 さて、国語・数学・英語の3つの研究授業が行われました。見学者の人数が偏らないようにしてほしいということで、事前調整が行われ、頭数要員の私は英語へ行ってね、となりました。 この中学校の校内研究テーマはファシリテーション。いただいた参考資料によると、ファシリテーションというのは、「一人一人が学び、成長するために、かかわり合いを促進する考え方と技術」で、「全教科で交流活動にファシリテーションを取り入れる実践研究に取り組んでいる。 1グループの人数は3~4名。 課題の提示後、グループ内で役割を決めて話し合いやプレゼンテーションを行う。」のだそうです。グループ内ではファシリテーターが中心となり、クラスとしては教師がファシリテーターの役割を果たします。ファシリテーターの役割というのは、話を引き出し、合意形成を図り、情報を共有する、ということらしい。そういえば、20年以上前に開発教育のワークショップでやっ…

続きを読む

「猛烈な雨」の予測をお知らせします

気象警報とは別に、ひんぱんに豪雨予報メールがyahoo天気予報からやってきます。名古屋市西区についても登録しているのですが、こちらのお知らせがやってくる回数はうんと少ないです。 雨の区分は4段階あって、それがタイトルの「 」の中に入れ込まれます。80mm/h以上 猛烈な雨(息苦しくなるような圧迫感がある)50mm/h以上 非常に激しい雨(滝のように降る)30mm/h以上 激しい雨(バケツをひっくり返したように降る)20mm/h以上 強い雨(どしゃ降り)時間こそ前後するものの、これが、とてもよく当たるんだなあ。ただ、「猛烈な雨」の範囲は上限なしだから、80m以上/hどころか、120mm/h、時には300mm/h越えだったりするんですよ。いくら10分単位とはいえ、テレビの音声も聞こえなくなります。雨音の強さが突然に変わるので、あ、切り替わったなとすぐに分かります。この島で暮らすようになって、農業というものがとても身近になりましたが、雨の中で暮らすということにも慣れてきました。雨の音を聴いたり、雨脚を見ていたりする時間が増えたからかな。雨の止み間には、鳥の鳴き声や虫の鳴き声も聞こえてきます。そういうものを聴いていると、このまま降り込められて朽ちていくのも悪くはないかとさえ思えてきます。その一方、去年の土砂崩れの跡がいまだに仮復旧のままなので、また陸の孤島になるのではないかと現実的な心配をする私なのでした。悟るのは難しい、ということですか。 おまけ その1。雨に似合う風景を探してみました。学校の庭で。…

続きを読む

久米島で、上野千鶴子の式辞を読むことの意味

2019年の東大学部入学式、上野千鶴子さんの式辞、ずいぶん話題になったみたいですね。賛「否」両論あるんだろうけど、私は素直に読んで、素直に共感しました。この文章のいったいどこに「否」があるというのか?私にはわからないな。 共感したというか、考えさせられたことというか、2つあります。1つめは「女子学生の置かれている現実」、つまり性差別について。そんなもん、どこであろうとあるに決まっているじゃないか、というのが私の感想です。ただ長年その中にいるものだから、そのことに慣れてしまってわざわざ腹を立てようとも思わなくなってしまっているし、時には自分に都合よく利用しようと思ったりするだけで。ずうずうしく、ずるく立ち回っているということか。所詮、私なりに、というレベルですが。もっと敏感さを取り戻さなくては、と思います。 さてさて、沖縄ひいては久米島ではどうかというと、かの有名なトートーメ継承問題に見られるように、沖縄は琉球王国以来の男尊女卑の国です。現在の久米島ではどうなんだろう。ここにいる私はなんといってもお客さんなので、魚もさばけない、肉もさばけない、野菜も作れない・・・等々、生活力の点ではまるで駄目でも、よく来てくれた、いてくれるだけでいいよ、です。特に過疎に悩む比屋定や宇江城では、です。 おじいもおとうも、意識としては男尊女卑が染みついているんだろうけど、日々の生活の中ではどうか?そんなこと言ってられないよ、というのが現実なんじゃないかな。男も女もこの島ではみんなよく働くし、年寄りも子どもも大切に…

続きを読む

はだかになったガジュマル

来週開かれる日曜参観日+グランドゴルフ大会に備えて、学校の環境整備が行われました。主に外回りの草取りなどで、子どものいない学区のみなさんも参加してくれます。なにせ保護者はたったの11世帯、とても広大な学校の敷地を管理できませんから。 なんでもやってしまう比屋定のおとうたち、こんな機械まで登場します。これで、倒れかかっている大木を1本、根こそぎ抜くつもりらしいよ。地元の建設会社から、運搬用トラックごとレンタルです。ほんと業者いらずの業者泣かせです。チェーンソーもあります。枝が伸びすぎて教室が暗くなったから、ばっさり切るんだって。3年前にも切ったそうですが、もう大きくなってしまったんだね。 始まるやいなや、おとうたち、どんどん木に登って切り落としていく。剪定なんて生やさしいものではありません。あっという間に、児童玄関の階段が埋め尽くされてしまいました。切り落とされた枝は子どもたちが引きずって、トラックの荷台へ。こんなに大量の枝、どうやって処分するのかな。 大切に手入れをしていたガジュマルを切られて、masa56さんが怒り出すという一幕もあったようです。見たかったな、その場面。まったく役には立たないとみなされている私は、花壇の草取りを仰せつかっていたので(しかも、草と苗を間違えるんじゃないぞとの注意付きで)、そんな事件が起きているとは知らなかったのです。これがそのガジュマルの木です。たしかに痛々しいかも・・・でも、数年もすればもどるんだから。何にせよ、学校はすっきり、さっぱりとしました。保護者…

続きを読む

2度目の学区新任職員歓迎会

去年の会では島へ来て早々で知らない人ばかりだし、家庭教育学級開級式だとか、PTA総会だとか、だらだらと長い会だなあと退屈なばかりでしたが、2度目ともなると、平気。もう新任じゃないから挨拶もしなくていいし、勝手に飲み始めればいいんだってこともわかっているし。お世話になっているMさんをはじめ、おじいたちに日本酒「清州城鬼ころし」を買ってきたから、ついで回ってしゃべっていればいいんだし。実際、みんなとても喜んでくれました。こんな小さいの、たらんさー。わかった、今度は大きい方をもってくるわね。だめさー、ケースでなくっちゃー。こんな感じです。 定番の生き車海老もたっぷり。箱から手づかみでどんどん取り出して、プラスチックのコップに入れて供されます。去年までのPTA会長が、クルマエビの養殖上で働いているからです。生きがいいものだからピチピチはねて、コップからも飛び出して行ってしまいます。もう1つのコップをひっくり返してふたにしないといけない。光の加減でしっぽの色が変化して、ほんとうにきれい。宝石みたい。 食べたいのはやまやまですが、おっかなびっくりの私ではとても殻をむけない。状況を察したmasa56さんに手招きされて、頭をとってもらってどんどん食べました。殻はそのままかんでしまって、あとから出せばいいから。10匹くらいは食べたかな。もっとかな。それなのにmasa56さんは、私が持って行った日本酒は飲まなかった。島酒(泡盛のこと)、それも久米仙1本やりなんだって。どおりで送別会のときもカバを1口飲んだだけ…

続きを読む

2年目の1日目

5/8はごろ合わせでゴーヤの日。給食のメニューも、もちろんゴーヤです。 閑話休題。3年生の社会の授業では、地図の読み方使い方を学習します。これ、逆説的な意味で私の得意分野です。どういうことかというと、私、方向音痴なので、地図の見方についてはこれまで本当に苦労していて、ということは、どうしたらいいのかって、いろいろと実践してきているということです。子どもたちと一緒に(といっても3人だけど)、地図を持って学区のあちこちを歩く、これがいちばんです。学校を中心に東西南北の4方向へ探検に行きます。でも南は山なので、実際には3方向です。今日は2回目、東コースです。地図に、自分が今歩いている道筋に朱線を引いたり、自分たちで考えた記号を描きこんだりしていきます。といったところで、山里の比屋定では、お店とか工場(ものづくり)とか、アパートや公民館、井戸、川とか、種類は限られるんだけどね。その分、シンプルで描きやすいという利点もあるんだけど。 歩いている途中で、部落の人たち(あえて集落とは言わない)に声をかけられました。「勉強ですか」「はい。3年生の社会科の授業なんですよ。」とか、「地図の使い方を練習しているんです。」「地図、あるの?」「グーグルで入手したから大丈夫。」これはMさんです。心配してくれたんだろうね。「今年もいるんだね。よかったね。」これは比屋定豆腐の人。以前、児童数も減って来年はお仕事があるかなと話をしたことがあるから。こんなふうに、集落のみんなが温かく見守ってくれているということです。それだけでも…

続きを読む

もっと見る