うーん、肉!

肉というよりもね、牛を食べたという感じ。塩コショウとにんにく、仕上げにワインという、私のいつものスタイルで焼きました。外側はミディアムでも、中は当然レアです。分厚いから。付け合わせはもちろん、同じくもらった野菜。ピーマンなんてすごく肉厚で、うれしくなっちゃう。バヌアツでもこんなふうにガツガツ食べていたのを思い出しました。まさか日本でもできるなんてね、夢にも思わなかった。 HKさんにもらったお肉ですが、職員室の冷蔵庫に入れて解凍中に、場所ふさいでごめんねという意味で、「みんなで切り分けるからね」と書いた紙を貼っておいたら、すごい反響。週明け、朝から何度「お肉いただけるんですか?」と声をかけられたことやら。野菜をもらうのには慣れっこになっている私たちも、魚や肉、とくに肉はめったにないことですから。切り分け担当は保健室のH先生。石垣島の酪農家の娘さんです。でも地元では、こういうのは男の仕事で、やったことがないんですって。それでも肉屋(石垣では、酪農家のことをこう呼ぶらしい)の娘の沽券にかけて、なのかどうか、H先生は、包丁を持って、まな板の上の肉の塊を前にして、石垣のお父さんに電話をし、お父さんの指示に従って、見事に切り分けてくれたのでした。写真は、肉と格闘するHさん。豚肉の方は、リブ(あばら骨つきの肉)ではなく、背骨の方でした。でも肉はたっぷりとついているので、オーブンでじっくり焼いたらどんなにステキだろうと思うものの、オーブンはなし、オーブンどころか魚焼きのロースターもあやしい状態なので、しかたない…

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牛の競り市をのぞきにいきました

牛のセリ市なんて、もちろん、生まれて初めて、です。久米島では、生まれた子牛を育て、生後10か月前後で売るんですって。生後10か月といっても、体重は200キロから300キロになります。売られた仔牛はその後、宮崎牛や鹿児島牛、松坂牛や神戸牛になります。久米島の牛の競り市は、奇数月の18日と決まっているんですって。何曜日だろうと関係ない。去年1年、なかなか土日と重ならなくって行けなかったのですが、 ついにその日がやってきました。 つながれて、出番を待つ牛たち。 1頭ずつ身体測定をしてからせり場へ運ばれます。ガイドレールみたいなものがあって、そこからのくさりでつながれています。せり場に入って、立派な設備にびっくり。1頭で30秒くらいかな。簡単な紹介(特に瑕瑾について)、「牛を回して(全身を見せて)ください」のあと、電光掲示板の数字がどんどん動いていきます。50万円から80万円くらい、血統と体重で決まるみたい。中で1頭だけ、100万円を超える値の付いた牛がいました。観客からも、自然に拍手が沸き起こって、臨場感たっぷり。係の人たちも、刻々と変わる電光掲示板の数字から目が離せません。軽食の移動販売車も出ていました。最後に、18歳のおばあちゃん牛も登場。10回も産むと、もう出産は無理とうことで、食用に払い下げられるといった感じです。値段もせいぜい10数万円といったところのようです。肉が固いので、「国産牛」としてミンチになり、学校給食のハンバーグになるらしい。まさに「生き物の命、感謝して美味しくいただきます」(…

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もあいって、知っていますか?

模合、私は、どこで覚えたものか、名前と大体の意味くらいは知っていました。本土でも無尽とか、似たようなものはあったけど、つとに消滅済み、昔の話だと思っていましたが、庶民のための手軽な金融として、沖縄では現役です。まあ簡単に言えば、毎月1万円ずつメンバーがお金を持ち寄り、順番に(または急にお金が必要になった人が)1人がそれをとる。12人ですれば、1年に一回、無利子で12万円がまとまって手に入るというわけです。まあ現在では、お金の調達よりも懇親の方が目的のようです。お金が絡むことですから、どんなメンバーでやるかが重要で、たまたま私が連れて行かれたのは、昭和32年生まれの人たちの模合でした。基本は比屋定小学校の同級生ですが、島の32年生ならだれでもOKということらしい。出たり入ったりで、都合8人くらいかな。みなさん、とても楽しそうでした。本土では犬猿の仲と言うのがあるじゃないですか。こちらでは、犬と猫の間柄というのがあるらしい。酒を飲んで言い合いになっても、仲直りできる仲ということのようです。メンバーには町会議員もいて、11月の選挙の話なんかも聞いておもしろかったけど、それはまた今度。 この模合に入らないかと誘っていただきました。それはそれで光栄なんだけど、私は34年生だしね、なによりも何を話しているかが半分もわからないっていうのは、かなり苦痛なので、遠慮しようと思います。それに島時間なのか、長い。なんといってもオーナーのお店だから、閉店時間おかまいなしだしね。 おまけ その1。模合のメンバーの1人が…

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魚尽くしのその後

HKさんにもらった魚、とても1人では食べきれないから、近くに住んでいる同僚たちに配りました。正しくは配ってもらいました、だけど。隣室のHさんが切り分けて配ってくれたので。私では、そして私の包丁では、切り分けることすらできないから。それなのにみなさんに喜んでもらって、ありがとう、おいしかった、うれしかったの嵐で、実際逆の立場で私がもらったとしても、それはむちゃくちゃうれしいと思うけど、だって通常のルートではなくて、この地に住んでいる地縁でやってきた魚だもの、なんだか私ばっかりお礼を言われて、HKさんに申し訳ないよ。まあHKさんは、人に何かをしてあげることが好きなタイプの人なのでしょう。去年の夏、学校へも牛の堆肥をたくさんくれたし。 ちなみに魚をもらった人は、みな口をそろえて「刺身と煮つけにして食べた」と言うんですよ。それで私も、ネットでレシピを探して、もやしとハンダマーとコーレグースで煮つけにしてみました。刺身では食べられないような量も、さらっと食べてしまいましたとさ。ツナステーキという話は全く出なかったんだけど、私は久米島産バジルソースでやってみるつもり。 HKさんの本業は、酪農です。仔牛を育てて大きくして売る。HKさんの牛舎をのぞいてきました。夕方だったので、暗くてはっきりしない写真ですが、仔牛(生後1か月)もいました。あとで聞いた話なんだけど、この仔牛の母親は死んでしまったんだと。だからHKさんは2週間の間、この仔牛に哺乳瓶でミルクを飲ませていたんだって。この母牛の子どもも、出産で引っ張り…

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