悲しくて、里心

こちらへ来てから知り合った人が突然亡くなりました。心筋梗塞だったそうです。神奈川で25年、中学校の特別支援学級で教員をし、それから久米島へ移住してすでに10数年、昨年は私が勤務する比屋定小学校で複式学級の支援員をしていた人です。年齢も境遇も似ている人として、いろいろな話ができるはずの人だった。亡くなったその日に、お互い、身の振り方について考えないとね、今日は都合が悪いけれど、近いうちにまたお茶でも飲みに行きましょうと約束したのに。 一度だけ、2時間くらいかな、お話をしたことがあります。久米島のいろいろなこととか、比屋定校の子どもや先生のこととか。 複式学級では、先生が1つの学年を指導している間、もう1つの学年は先生の指示で課題をするというスタイルです。本来支援員というのは、その課題組の方の支援をするものなのですが、学校の実情として、単独で授業を受け持ったりもしていたそうです。そうすると、先生たちは空き時間や教材研究の時間ができるから。でも、年度途中で突然その形態が打ち切られた。学校の側からいうと、担任と指導方法が食い違うので、ということだし、指導員の側からだと、担任の授業よりおもしろい授業だったから、ということだし。その時は、まあ立場が違うとそんなもんかな、と聞き流していたんだけど、死んだ人の言葉は、ずしりと重いね。昨年度のことがあって警戒されているのかな、居心地の悪さを感じることがちょくちょくあります。沖縄式の教授法に、相変わらず私がなじめないということもあるしね。 そういうわけで、どうぞ…

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2学期が始まりました

こちらの2学期始まりは、9月1日ではありません。8月の最終週から、つまり今年は8月27日月曜日からです。なぜ1週早く始まるかというと、中学では時数が足りないので早く始めようということになって、それなら小学校も、ということだったらしい。思いがけないくだらない理由でした。先生たちも、みんなそう言っていたよ。 今学期は転入生が1人増えて、15人の児童でスタートです。新しい先生も来ました。産休に入る先生がいるので。というわけで、お昼は歓迎バーベキューです。リブもあります。みんなはソーキと言います。ソーキそばのソーキです。石垣牛ならぬ八重山牛をたっぷり食べて、夕食は食べられないくらいです。この長方形の七輪、とてもいいです。準備も片づけも簡単で。名古屋に帰ったら買って、うちでもやろうかしら。 今回は、チーズとイカとソーセージの燻製も。聞けば、図書室の先生が器用にも段ボールの箱で作ったんですって。 版画「俺達複式育ち」すごい大作ですよね。児童玄関に掲示してあります。いつごろに作られたものかはわかりません。子どもの数が少ないものだから、子どもたちの作品はなんでも掲示します。複式育ちのいいところも悪いところも、少しずつ見えてきたような気がします。小学校って、学級担任制だから、ただでさえ学級王国なんて揶揄されることもあるじゃないですか。そして井の中の蛙ということわざもある。勤務評定が給料に反映されるしね。沖縄の人は、そういうのは嫌いなんじゃないかと思っていた。第2次世界大戦の反省として。でも、県民性とい…

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