また会えたね 久しぶりだね

 台風一過の秋空です。もう30度を超えるような日は戻ってきそうにない気がしてきます。来週末はスキンダイビングなんだけどなあ。 これといった予定がない3連休。隣りの渡名喜島行きには未練たらたらですが、フェリーがどうなるかわからないし、無理に出かけたところで、台風に見舞われた直後では、漁にも出られずフェリーも来ず、魚も食品もこちらより不自由なわけだし。おいしいものが食べられないとわかっていて行くのも、ねえ。またの機会を待つことにして、いつもより念入りに、あっちこっちをうろうろするしかない。 山里ゆんたくへお買い物に出かけたら、さすがに葉っぱの野菜はほとんど見ませんでしたが、小さなサトイモとドラゴンフルーツを買いました。「すいませんねえ、野菜が何にもなくって」と言われてしまいました。外に花の苗がたくさん置いてあったので聞いたら、売り物ではないんですって。久米島マラソンのための花いっぱい運動ということで、町役場が配っているそうです。マラソンコースの沿線ではなくても、公共の花壇用にならもらえるらしい。早速教頭先生に注進して、電話してもらわなくては。いい知らせは、うろうろしているとやってくる。 駐車場で気が付いた。あれ、向こうの草地にいるのは、もしかしたら・・・久米島馬牧場の馬たちです。運動会の時以来の再開です。実はその後、本物乗馬クラブのために再度学校へ来てくれたのですよ。でもその時私は、3年生と算数の勉強をしていたので会えなかった。3頭とも、つないであるわけであはありません。草葉の周囲を綱で囲ってあ…

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運動会の華、エイサー

夏休みのサマースクールで、朝1時間、エイサーの練習が始まりました。3年生以上の子どもたちが演じます。職員室の一隅に、こんなふうにして形も大きさもいろいろな太鼓がしまってあります。たくさんありすぎて、数える気にもならなかったけれど、300人の児童生徒がいたころの名残なのでしょうね。衣装や頭巾、腰ひも、脚絆もたくさんあります。 エイサーは、もともとは男が演じるもので、女は踊りだったそうです。けれども子どもの人数が減ってしまった今は性別は関係なし、です。本来はお盆に、帰ってきた先祖の霊を送り出すための踊りですから、振り付けもゆっくりした動きだったそうですが、今は時流に合わせて? 速くて激しい振り付けが好まれるとか。毎年エイサー演舞用の新曲が出るみたいですよ。 沖縄の老若男女は、上手・下手はともかく、みんなエイサーは踊れるそうです。小学校でやっているからねー。学校へ入る前の子さえ、ミルクのあき缶で作ってもらった太鼓を持って踊っているからね。旧盆(今年の場合は8月23・24・25日だったかな)の時期には、島内あちこちの集落で青年団を中心に披露されます。といっても、港のある南の方だけ。比屋定だけでなく、島の北側はだいたい人がいないし。集落のエイサーでは地方が三線を奏でますが、学校ではCDです。 さて運動会の晴れ舞台。子どもたちの顔がはっきりしすぎず、それでもエイサーの雰囲気を伝えられるような写真を選ぶのに苦労しました。

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続・小さな比屋定の大運動会―子どもの部―

運動会の日、BGMはぜーんぶ安室奈美恵でした。ちょうど引退の日でしたから。 そんな中子どもたちは、席を温める暇もないくらいでした。なにせ人数が少ないので、どの子もつねに何かの協議に出ているか、お手伝いをしているか、です。まあそれは、先生たちも一緒だけど。なにせ校長や教頭も、選手集めという大切な仕事があるくらいです。地域の部では、事前に参加者が決まっていて名簿があるわけではなく、全部当日、地域の方々のその日その時の気分で決まるという、運営側にとっては、考えようによっては恐ろしい状況なのです。 話がずれました。子どもたちの競技の話です。競技の華と言えばリレーでしょう。子どもたちは2種類のリレーに出場します。チーム分けは、1年から5年までの縦割り、各チーム7人と8人です。2つとも1人当たり100m を走ります。低学年が100mを走るのはつらいけど、そこは各チームとも、バトンゾーンの活用で工夫します。1つは普通のリレーですが、もう1つが問題、スクラムリレーです。スクラムリレーでは、1チーム7人か8人のメンバーで7種の走り方をします。1人2回は走るのがルールです。かにかにGo!・おさるのかごやなど、なんのことだかわかりませんよね。この写真はかにかにGo!の1シーンです。2人の子どもが背中合わせになって、2人3脚ならぬ2人2脚になるよう、タオルでお互いの足を縛ります。 そして最後が「へびの脱皮」。片手を前に、もう一方の手を自分の股の下から後ろに伸ばして、一列になってみんなで手をつなぎます。こんなふうに始…

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地域競技のなぞ

なぜ比屋定の運動会にだけ、奇妙な地域の競技があるのか。はじめは、田舎ならではの伝統なんだろうなと思っていたのですが、地域の人たちと話をしているうちに、だんだんそうではないことがわかってきました。 児童の数がどんどん少なくなっていく。その中で運動会を盛り上げていくためにはどうしたらいいのか。みんなで知恵を絞った結果が今の運動会。ですから、ちょっと変わった地域競技の数々は5年前から始まりました。ウマもヤギも、大人も子どもも、みんなが走る運動会が生まれたのです。 入退場門の前に置かれるマスコット。地元の人の手作りです。漁業で使う道具を再利用して作ってあります。体育器具庫から、1年ぶりの登場です。丁寧にホコリをふいてあげました。今年からは、お昼におそばを無料でふるまうことになりました。1人暮らしのお年寄りは、お昼にいったんうちへ帰ると、暑い中、午後の部を見るために学校へ戻るのは難しいからです。当初案ではかまぼことねぎだけのそばでしたが、保護者のシェフががんばって、なんと牛筋煮込みのトッピングつきとなりました。小さな比屋定小学校、でも運動場は久米島でいちばん大きい。そして、久米島一、面白く楽しい運動会です。 おまけ。糸くり競争で使う道具。持ち手を回していては間に合いません。掌の上でころがすのが正解です。むちゃくちゃ上手な女の人がいて、みんなが見とれました。どこかで見たことのある人だなあと思ったら、久米島紬の里ユイマール館で、紬織りの技術の保存に携わっている人でした。そりゃあ上手なはず、プロだもの。 …

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運動会に馬牧場がやってきた

久米島馬牧場というのがあって、今でこそ隣の校区に移ってはいますが、発祥の地が比屋定なのだそうです。その比屋定の地に何か貢献したいということで、比屋定小学校の運動会に参加してくださっています。前日の下見の様子。5頭の馬がやってきました。当日は新任職員を乗せての障害物競走あり、トラックを疾駆するデモンストレーションあり、昼休みには、子どもたちと馬たちとの触れ合いの時間も。そして地域・職域リレーにも参加してくださいました。 こちらは牧場日記です。9月16日と9月17日の項に、比屋定小学校の運動会での様子が紹介されています。 9/15・16・17のの3連休は臨時便が出ているくらいで、久米島牧場のみなさんにとっては稼ぎ時だったはず、そのうちの2日間を使って比屋定小の運動会に参加してくださったわけです。もちろん手弁当のボランティアです。ありがたいことです。 バイバイ、優しくて穏やかなお馬さんたち。また今度、乗馬クラブ(クラブ活動)の時間に会えるね。

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星空ごくろうさん会

運動会のことは、びっくりがいろいろあって、書きたいこともいろいろあるのですが、まずはしめくくりとでもいうべきご苦労さん会について。本当に心に残ったから。 場所は我が家から徒歩1分の比屋定公民館。まだ明るい5時から始まりです。行ってびっくり、こんな感じ、屋外です。公民館建物の前の庭です。そういえばどこのうちも、家の中よりも庭の方が広い。学校も公民館も例外ではありません。こんなところもバヌアツと同じかな。 それまで日陰で飲んでいた人たちも、日が陰るにつれて座敷(?)に移動してきます。なんと、ビアサーバーまで用意されていて、本物の生ビールが楽しめます。子どもたちは子どもたちで、そこらへんで走り回って遊んでいます。やっぱり同年代でかたまって遊んでいますね。好きな時に飲んだり食べたりしています。子どもたち用の食事。大人とほぼ同じですが、チャーハンがついています。 こちらは大人用。町の中華レストランからの取り寄せです。こちらの人たちはオードブルと呼んでいます。バイバイ、比屋定公民館。私は9時前に脱落しましたが、宴は延々と続きそうです。さらにその後は町まで繰り出してカラオケ大会に突入するらしい。さっすが校区大運動会の打ち上げ、大人も子どもも心から楽しんでいました。

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小さな比屋定の大運動会―地域の部―

正式には「比屋定校区大運動会」といいます。つまり、学校と地域の合同運動会です。テーマは「心は1つ 燃える比屋定 ヒヤミカセ!」ヒヤミカセというのは、だれに聞いても、わかってはいるんだけどうまく説明できない言葉のようです。子どもたちにいたっては、「知らない」「わからない」です。どうも、がんばるぞ、おーっというような感じの言葉のようです。まあ子どもたちが知らない言葉でも、使わない言葉は消えてしまうから、いいんじゃないですか。万国旗は、昨夕おとうたちが頑張って飾り付けてくれました。さて、プログラムが秀逸なので、おもしろそうな競技を紹介しましょう。 ① 糸くり競争   久米島紬にちなんだ競技です。   糸を巻き取ったら走ります。   おばあちゃんが出場する場合には、子どもの代走もOKです。 ② 働(はたら)ちすーぶ   これも先生たちはだれも意味を知らなかった。地元の人はさすがに知っていましたが。     先生たちは3年で転勤だからね。   直訳すると「働く(道具を使っての)勝負」ということらしい。   5人1組のリレーです。   使う道具は第1走者から順に、たわら、もっこ(2人で)、足ひれ、最後はなんとヤギです。   つまり最後で番狂わせが起きるらしい。   ヤギが動いてくれないとか、逆に勝手に走って行ってしまうので人間の方が引きずられるとか。 ③ リム回し   自転車のタイヤのゴムをとって、金属の部分(リム)だけを棒を使って転がしていきます。   年配の方からぜひやってほしいという強いリクエスト…

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自称、園芸副主任になりました!!

自称園芸副主任に就任した記念に、作業用長靴を買いました。(あくまでも自称、です。 支援員というのは、校務分掌は受け持たない職種だから。 とはいうものの、ホームページを更新したり、授業もしたりしているんだけどね。)教頭先生にそう言ったら、「副はとってもいいですよ」と笑って言われましたが。長靴は、アマゾンでお買いものです。金曜の夜に注文して火曜の午前中には久米島に着くって、すごいですよ。え、翌日に届くんじゃないの?と思った人は、都会の便利さに毒されていますよ。すっかり久米島になじんでいる私は大感激しました。島のお店(といっても、長靴を売っているのは2軒かな)のものと差別化を図って、あえて赤色にしました。(そういえば、還暦も近いし・・・あ、数えだともうすぎたのか?)島でも買えるものをアマゾンで買うというのは、いつものことながらちょっと後ろめたいんだけど。それにしてもこの長靴、商品名はklein garten(小さい庭)、ドイツ語なのに中国製なんて、どうなのさ。 1学期、5月からの2か月と2週間、学校ではとにかく観察に徹したつもりです。何をすればいいのか、何をしてもいいのか、何をすれば喜んでもらえるのか、何ならばしても嫌がられないか・・・子どもの支援につながるような活動がいいに決まっているんだけれど、それがなかなかねえ。子ども本人が支援を必要としていない、平たく言えばやる気がない以上、難しいなあ。まあ根気よく、手をかえ品をかえ声をかけてやっていくつもりだけど。授業のお手伝いに行くほかには、とりあえず、教…

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エイサーはすごいよ

お盆が近づいてきました。こちらは旧盆で迎えるので、毎年日にちが変わります。今年は8月23・24・25日。 ちょうど夏休みの終わりです。年によっては9月になることもあり、学校も半日休みになる島もあるとか。そういえば先生たちも、3日間のうち1日、特別休暇をとれるみたいです。ご先祖様をお迎えして送り出すという趣旨は内地と同じです。 内地の盆踊りもご先祖様に楽しんでもらう、送り出す、という意味合いだと思うんだけど、こちらのエイサーもそれは同じだと思います。ただ気合いが全く違う。会場の準備から練習、そして当日の運営まで、10か月をかけているそうです。1年中エイサーのことを考えているみたいなもんだね。 側面がぱくっとあくタイプの大型トレーラーが置いてあって、いったいなんだと思っていたら、なんとそれがステージでした。上に揃いの着物を着た男の人が5人、唄と三線の演奏です。うち1人はアメリカ人(多分)だったよ。中学の英語助手かな。受け付けもしていたから、青年部に参加しているんだね、きっと。10曲、およそ30分、演奏に合わせてエイサー組と踊り組に分かれて演じます。写真、ほんとにぼけちゃって。これでもいちばんましな写真なんです。腕が悪いのもあるけど、動きが激しいから、と弁解。この2人が、いわば狂言回し。お客さんの中に入り込んで、泡盛をついで回ります。多分、踊りの先生役なのかな。際だって上手でした。演技の後のあいさつ。みんな汗びっしょりでした。旧盆のこの時期、角力大会同様、エイサーもあちこちの地区で行われます。残念な…

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ちょっとお隣りまで

久米島に4か所ある城跡のうちの1つ、登武那覇(とぅうなは)城跡に登りました。城跡そのものは山の中腹にあるのですが、山頂の展望台まで車で簡単に行けます。海上に白く伸びているのが砂だけの島「はての浜」、その向こうにかすんで見えるのが渡名喜島。よし、あそこへ、行こう。というわけで、片道2時間の隣島、渡名喜島へ行くことにしました。[ここに地図が表示されます]那覇と久米島の真ん中だから、どちらからでも50キロぐらいですね。フェリーにも一度乗ってみたかったし。 海を仕切って海上運動会をするのはこの島だけだよ。飛行場がない分、ローカル色も残っているそうです。ウミガメにもちょこちょこ出会えるらしいし。浜からのシュノーケリングもOK、村落の中の道にはサンゴが敷き詰められていて夜にはライトアップも・・・なんだか期待がどんどんふくらみます。渡名喜島の観光協会はこちら。 さっそく電話。2泊しようと思ったのですが宿が空いておらず、1泊になってしまいました。台風が来ないのを確かめてから予約を、なんて思っていた私は出遅れです。それでも、わくわくでひまひまの私は、喜び勇んでフェリーの切符を買いにターミナルへ。ちょうど那覇からの便が到着したところでした。そしてまた那覇へ向けて出航。降りる人と乗る人が交錯する時間です。那覇までだと島民割引が使えるんだけど、渡名喜島まででは使えない。おまけに、窓口のお姉さんいわく、渡名喜島へ行くかどうかは当日にならないとわからないから、切符を買うのは当日の朝にした方がいいよ、だって。ほんと、離島感…

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クメシジマンチュはTシャツがお好き?!

クメジマンチュというのは、久米島+島人(シマンチュ)の意味の造語で、久米島の人、というくらいの意味です。Tシャツが好きというか、正しくは背中にメッセージをしょったTシャツが好きなようです。私がそう言ったら「え、みんな(日本人みんな、という意味でしょう)そうじゃないの?」と言われてしまったぐらいなので、私の推測は当たっているのでしょう。まあこれは、クメジマンチュに限らずウチナーンチュ(沖縄本島の人)もだけど、久米島の場合服屋さんが1軒しかないからね。しかもその1軒が、老若男女すべての服を扱っているというふうだから、選択の余地なんて全くないらしく、若い子は当然ネット注文に走り、それ以外の人も機会あるごとにおそろいのTシャツを作ることになるのさ。子どもたちが着ているTシャツから紹介しましょうね。おまけ。これはうちの学校の準制服。運動会などみんなで行動する時も着るけど、先生も子どもも、日常的に来ています。私も着ています。メッセージTシャツはまだまだあるから、このテーマ、ネタがない時には使えるな。

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また台風の週末

今度は7号です。5,6,7号、次々とやってきて、来なかった週末は慰霊の日(6月23日)の週だけです。これまで大した被害も実感もなかったので、私は台風と聞いても「またかい、来る来るって、オオカミ少年みたいだなあ。」なんて思ったのですが、今回はどうも様子が違う。確かに天気予報の予想コースでは見事に久米島直撃コースだし、暴風圏もできてくるという話だし、何よりも久米島出身で、今は本島住まいだけど、久米島勤務2回目という教頭先生の顔つきが違う。日曜日に予定されていた中学校の運動会もはやばやと中止が決まったんだけど、中学の先生が那覇の気象台に問い合わせをしたら、「できるはずないでしょ」と言われたんだとか。単身赴任の先生たちは、家族に会いに帰れなくてお気の毒です。飛行機が飛ばないから。 今のところ、ちょっと風が強い程度で、名古屋でいうと8月の終わりといった青空だし、リュウキュウアブラゼミがうるさいほど鳴いているし(久米島にはミンミンゼミはいない)、1週間分ぐらいの水と食料はあるし、(やりくりは冷蔵庫がなかった10日間で鍛えられたし、学校では野菜とり放題だし)この週末は、FM久米島で台風情報をチェックしながらすごすことにします。 関係ないけど、飲み会の料理の写真。「居酒屋天国」(6月12日)の続きです。まずは久米島赤鶏の塩だれ焼き。この赤鶏は放し飼いで、しかも泡盛の搾りかすを食べて育ちます。とさか焼き、なんていうメニューもあります。ふだんは肉の状態では売っていないから、店で食べるしかない。もずくの天ぷら。今年…

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